・BTS(防弾少年団)ジンの初ソロシングル『The Astronaut』が、発売と同時に並外れた再生数を記録。
・大衆から熱い反応を得るとともに、音楽評論家からの絶賛も相次いでいる。
・大衆音楽評論家のキム・ドホンは「BTSメンバーによるソロ活動の中でも、最も印象的だ」と話す。


BTS(防弾少年団)のジンの初ソロシングル『The Astronaut』が公開され、大衆から好評を得るとともに、音楽評論家からの絶賛も相次いでいる。

初ソロシングル『The Astronaut』が音楽評論家から好評を得ているBTSのジン

大衆音楽評論家のキム・ドホンは10月28日、自身のツイッターを通じて『The Astronaut』について言及。

彼はミュージックビデオ映像も含めて、『The Astronaut』が「今年のBTSメンバーによるソロ活動の中でも、最も印象的だ」と話す。

そして「KYGO(カイゴ)や、マックス・マーティンが参加したサウンドクオリティーが素晴らしく、Coldplay(コールドプレイ)の旋律は、新しいパートナーに出会い活気に満ちている。『Moon』『Mikrokosmos』から続くテーマに、力を込めて歌うジンの声もまたしっかりしている」と称賛。

ジンと世界的バンドのColdplayが共同で作詞と作曲、演奏に参加した『The Astronaut』は、穏やかなアコースティックギターの旋律に、シンセサイザーサウンドが調和した曲で、公開されるやいなや爆発的な反応を引き起こした。

彼の魅力的な中低音ボイスと、清涼感がありながらも夢幻的な雰囲気が特徴のこの曲は、ジンのボーカリストとしての様々な一面を見ることができる楽曲だ。

評論家のキム・ドホンは2021年、文化専門誌『CULTURA』11月号で、グループ内のビジュアルメンバーであり、“シルバーボイス”ボーカルを誇るジンにスポットライトを当て、好評を博した。

その中で「叙情的で美しい歌声、パワフルな地声、ジャンルを問わず広い音域でしっかりと重心を掴むボーカルと安定的なライブステージなど、ソロ曲を通じて早くもボーカルとしての力量が認められている」と評価。

さらに「ジンが奇跡を作る“BTSの特色”をそのまま盛り込み、美しく輝く存在」と表現し、BTSの歌の歌詞を引用して“最も深い夜に輝きを増す星の光”と定義した。

世界の名だたるアーティストも、ジンのソロ曲を絶賛している。

また、音楽評論家のキム・ヨンデは自身のSNSアカウントで「キム・ヨンデプロジェクト初のコーナー“キム・ヨンデ’s pick”、最初の曲はジンの『The Astronaut』」とコメント。

彼はTBNラジオ『キム・ヨンデ プロジェクト』の初放送で、「最初の曲に選定したジンの『The Astronaut』が、発売と同時に途方もない再生数を記録し、熱い反応を得ている」と説明した。

そして米人気R&B / ネオソウル歌手のH.E.R.(ハー)も、ジンに言及し注目を集めた。

11月1日、H.E.R.は自身のインスタグラムに、Coldplayのワールドツアー『MUSIC of the SPHERES』に、スペシャルゲストとして参加したジンの映像を掲載。

彼女は初のソロシングル『The Astronaut』のステージを、クリス・マーティンと和やかに歌うジンの映像に「WE LOVE YOU JIN!!!!!!」とコメントし、深い愛情を示した。

H.E.R.はアカデミー賞で“主題歌賞”を、グラミー賞では“Song of The Year”を受賞するなど、音楽性も認められている歌手だ。

『The Astronaut』については、10月30日(現地時間)に米ビルボードが公式ホームページで、「音楽ファンが、先週発売された新曲の中で1番好きな曲に挙げた」と伝えている。

(TOPSTAR NEWS ファン・ソニョン記者 / 翻訳:長谷川朗子)


BTS プロフィール

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。