「何もしないことを学びなさい」と言われ、ヨガにハマる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「何もしないことを学びなさい」。

この言葉は、私の人生の中でもっとも大きな影響力を持っている言葉の一つです。

それまでは頑張ることが当たり前で、人と競争したり、人と比べたりすることでしか自分の立ち位置を見つけられなかった私ですが、「何もしないことを学ぶ必要がある」と言われ、自分自身の生き方を根本から見直すことになりました。

頑張らない、何もしない、ただ生きているだけの私にも価値があるのか…。

そんな哲学を、日々ヨガを通して考えるようになりました。

さらにその後、この恩師が主催するインストラクター養成コースを受講するに至り、なんと、あれほど好きになれなかった ヨガのインストラクターとしてもデビューすることとなります。

ヨガのインストラクターになった現在も、ヨガに対する興味は尽きません。

体の使い方・食事の仕方・生活の仕方・言葉遣い、24時間のすべてをヨガ的に生きられると知ったのです。

そこから今に至るまで、私はずっとヨガの勉強をし続けています。

ヨガで知った「エクササイズ」とはまるで違う世界

『yoganess』より引用pg
(画像=『yoganess』より引用)

私も「肩こりや頭痛を解消したい」「運動不足を解消したい」といった軽い気持ちからヨガをスタートさせましたが、ヨガはエクササイズではなく、より良く生きるための健康法であり叡智である、ということを学ぶにつれて確信するようになりました。

ヨガを知れば知るほど、体について、心について、世界について、自分が何も知らないことを知り、どのようにすれば日常で起こる困難や不快とうまく付き合えるかといったことまで知ることができるようになっていくのです。

これは体脂肪や筋肉量をキープするためのエクササイズだけを続けていても、なかなか知ることができなかったことだと思います。

ヨガを続けるのは難しい

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

とは言え、ヨガを長く続けていくことは簡単ではないかもしれません。

なぜならヨガにはゴールがなく、わかりやすい資格もなく、できなかったポーズができるようになったからといって誰かが褒めてくれることもなく、誰かにポーズや知識を披露して称賛されたりするようなものではないからです。

ひたすら自分のためにコツコツと練習を続けるのみ。

この地味な世界に魅力を感じられない人もいて当然だと思います。

私もこの先ヨガを続けていくことによって、自分がどのように変化をしていくのかは全く想像もつきません。

ただ漠然と80歳になっても90歳になってもヨガを続けられる心と体が維持できていれば、これほど幸せなことはないだろうと考えているのです。

ヨガインストラクターが語る「ヨガを好きになった理由と魅力」まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

どんなことがきっかけでヨガを始めてもいいと思いますが、長く続けている人は、ヨガをエクササイズとしてではなく、「生き方」や「ライフスタイル」として捉えています。これがヨガの魅力です。

私にとって、ヨガはお守りのようなもの。

ヨガの知識があることで、毎日がとても生きやすくなっています。

すでにヨガを始めている方は、体を動かす気持ち良さだけでなく、ヨガを使って快適に生きることを意識してみてください。

そうするとヨガをやめたくてもやめられない状況になると思います

提供・yoganess



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