・女性お笑い芸人の故パク・チソンさんは、2020年11月2日午後、実母と共に心肺停止の状態で発見された。
・パク・チソンさんは病気を患い治療を受けていた。
・あれから2年。安定した司会で定評のあった彼女を、今でも多くの人々が追悼している。
女性お笑い芸人のパク・チソンさんが亡くなって、2年が過ぎた。
パク・チソンさんは2020年11月2日午後、ソウル麻浦(マポ)区にある自宅で、実母と共に心肺停止の状態で発見された。
当時、彼女の実父は2人と連絡が取れないことを不審に思い、警察に通報。警察が現場に到着した時点で、2人はすでに息を引き取った状態だったという。
パク・チソンさんは病気を患い治療を受けていた。
死亡が確認された後、警察は「外部から侵入した痕跡がなく、遺書とみられるメモが発見された点から、犯罪の疑いはない」と説明。
また正確な死因究明のための解剖を考慮したが、他殺の可能性が低いことから、遺族の意思を尊重して行わないことを決定した。
パク・チソンさんは2007年、KBS第22期の公開採用でお笑い芸人としてデビューし、本格的に放送生活をスタート。その後、高麗大学校の教育学科出身という学歴などで注目を集める。
それだけでなく、KBS人気お笑い番組『ギャグコンサート』で様々なコーナーをリードして愛された。2008年にはKBS芸能大賞優秀賞、2010年にはKBS芸能大賞最優秀賞を受賞している。
ファンの心に寄り添うコメントや配慮ある進行ぶり、また安定した司会進行能力を披露して多方面で活躍していただけに、韓国芸能界ではいまだ彼女を恋しいと感じている。
(TOPSTAR NEWS イ・ウネ記者 / 翻訳:長谷川朗子)