・BTS(防弾少年団)のジミンが「専門家から良い声優になる」と評価されたと海外メディアが報じている。
・過去にBTSは、ディズニー作品の吹替に挑戦している。
・特に彼は『ズートピア』のジュディ役を熱演、共同監督からラブコールが届くほどの実力を披露して話題となった。
BTS(防弾少年団)のジミンが、専門家から「良い声優になる」と評価を受けたようだ。
果たして、ダンスやボーカルでファンを魅了してきた彼に、今後声優のオファー(?)は届くだろうか。
韓国メディアのスターニュース(star.mt.co.kr)によると、米国メディアのAllKpopが「ジミンは柔らかくて落ち着いた声を持っているため、声優に非常に向いているだろうと評価、良い声優になりそうな芸能人の一人に彼を選定した」と報じている。
ジミンが評価された理由は、彼の吹替を見ればすぐに納得できるだろう。
彼は過去に、BTSのリアルバラエティー『Run BTS!』で声優としての実力を披露している。
それは、2020年に配信されたEP.109で、ディズニーアニメの吹替に挑戦した時のこと。
まず最初の作品は『ライオンキング』。ジミンは「中性的な感じをうまく表現できる人」ということで、ハイエナのセンジ役に抜擢された。
本人は恥ずかしそうに「やだやだ、できない~」と言わんばかりのリアクションを見せるが、いざ始まると持ち前の才能が開花。
キャラクターの動きに合ったセンス抜群の声で、キャラクターに新たな魅力を吹き込んだ。
続いて挑戦した『トイストーリー』では、全身で躍動感あふれる恐竜レックスを熱演。
後ろで見ていたメンバーも思わず吹き出し、SUGAからは「ジミンが圧巻」というお褒めの言葉をもらった。
最後は『ズートピア』。ここでジミンは自信が出てきたのだろうか、自ら主役のジュディ役に志願する。
すると彼は、演技経験が全くないにも関わらず、ジュディをハツラツとした愛らしい声で表現し、呼吸や繊細な感情までをも見事に消化。
ジュディに新たな魅力を吹き込んだ彼は、ジュディ+ジミンから、“ジュディミン”というワードまで誕生させた。
さらには、『ズートピア』の共同監督であるジャレド・ブッシュからはラブコールが届き、韓国語の吹替版でジュディ役を演じた声優チョン・ヘリからは賛辞を受けるなど、専門家までを唸らせた。
魅惑的な声色と繊細な表現力などで、楽曲ごとに新しい魅力を披露してくれるジミン。
ファンからは、今後のソロ活動の一環として、吹替をはじめとするナレーションの仕事を期待する声が上がっている。
BTS プロフィール
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。