◆乾かすだけでなく、うるおいも与えるドライヤー
●パナソニック ナノケア EH-NA0J
購入価格:3万8610円/サイズ:H22.1×W14.8×D7.4cm/重量:約550g(セットノズル含まず)
’22年8月末に、パナソニックからナノケアシリーズの最新モデル「EH-NA0J」が発表された。公式通販サイトでの価格は税込み3万8610円。「ドライヤーで4万円はすごいなぁ」と思っていたのだが、結局は物欲に負けてしまった。もちろん理由はいくつかある。
今使っているドライヤーは5年以上前に買ったものだが、壊れる気配はないものの、どこかのタイミングでの買い替えを検討していた。それにドライヤーは間違いなく毎日使うものであり「高いモノを買ったほうが長い目で見ると良いのでは?」とも思っていたからだ。
結論としては、かなり満足のいく買い物だった。まず風量がとても多く、明らかに今までよりも早く髪が乾くのだ。価格帯が近いダイソンのヘアドライヤーとも店頭で比較してみたが、風量はどちらも同じくらい強かった。だが、ナノケアのほうが温風に柔らかさを感じたのだ。
また、駆動音の面でもナノケアのほうが静寂で、夜中に使っても気にならないと思ったからだ。
◆毎日使うのだから案外早く元が取れるかも?
ナノケアの特徴であるナノイー(水分を多く含んだイオン)による髪へのうるおい効果だが、なんとなくそれを実感している。以前のドライヤーではパサつきが出ていた毛先などが、手ぐしを入れてもスッと通るくらいにはパサつきが抑えられている。ナノイーの効果は髪質による個人差が大きいため、実感できる人もいればしづらい人もいるようだ。
個人的には「スカルプモード」が当たりだと感じている。筆者は毛量が多く頭皮に水分が残っていることがしばしばあったのだが、スカルプモードは地肌に優しい60℃の温風で乾燥できるため、頭皮を集中的に乾燥できるのだ。
本体のデザインにも高級感があり、見た目の満足度も高い。ドライヤーにこの価格は勇気がいるところだが、毎日使うのだから案外早く元が取れるかも?
◆パナソニック ナノケア EH-NA0Jのここがスゴイ!
通常の温風のほかに、温冷リズムモード、毛先集中モード、スカルプモード、スキンモードなどの豊富なモードが用意されている。髪質に合わせたチョイスを。
<文/ヤマダユウス型>
【ヤマダユウス型】
楽器、カメラ、イヤホン、ゲームが好きなフリーライター。主にガジェット関連の記事執筆や取材を行っている