ヨガの正しい呼吸法
ここからは、以上に挙げた効果を引き出すためのヨガの正しい呼吸法について解説していきます。
基本の方法とおさえておくべきポイントをチェックして、ぜひ取り組んでみてください。
基本①鼻呼吸
ヨガの呼吸法はさまざまありますが、まず取得すべきなのは鼻呼吸です。
鼻から吸って、鼻から吐き出します。
口はギュッと閉じず、優しく合わせるようにしましょう。
基本②腹式呼吸
胸を上下させる胸式呼吸ではなく、お腹を膨らませて腹式呼吸を行います。
息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹を凹ませます。
ポイント①少しずつ長く息を吐く
ヨガの呼吸法は、とにかくゆっくり行うことが大事。
長く息を吸い、長く吐き出しましょう。
まずは、吐く息の量を調整してください。
鼻から少しずつ、長く息を吐き出すのがポイントです。
5秒以上かけて吐き出すことを目指しましょう。
ポイント②吐く息でおへその下に力を入れる
腹式呼吸は、最初は誰でもコツが掴みにくいものです。
そこで意識してみて欲しいのが、息を吐くときのお腹の動きです。
息を吐きながら、おへその少し下にぐっと力を入れて固く凹ませていきましょう。
これができるようになれば、吸うときに自然とお腹が膨らみやすくなります。
ポイント③肩の力を抜く
息を吸うときに肩が上がる呼吸法は、胸式呼吸です。
ヨガの呼吸法の代表である腹式呼吸は、リラックスして肩の力を抜いて行いましょう。
一度肩をグッとあげて、力を抜いてストンと下ろすと力が抜けやすくなります。
肩の力は抜きますが、背筋は伸ばしておきましょう。
ポイント④鼻の中を通る空気に意識を向ける
ヨガの呼吸法の効果を得るためには、呼吸に集中することが大切です。
慣れるまでは、鼻の中を通る空気を感じることに意識を向けてみてください。
その感覚を大事にすることで、「今」に意識が向いていきます。
ポイント⑤静かな環境で行う
なかなか呼吸に集中できない場合は、環境を見直してみましょう。
雑音が多いと始めは集中しにくいはずです。
生活音は良いですが、テレビは消して行いましょう。
慣れてきたら日常生活のふとしたときに、いつでも取り入れられるようになります。
ヨガの呼吸法「片鼻呼吸法」のススメ
ヨガの呼吸法を習慣化するなら、 片鼻呼吸法がおすすめです。
ヨガの呼吸法はポーズと連動して行うことが多いですが、片鼻呼吸法は呼吸のみで行えるメソッドです。
手を使い片方の鼻の穴をふさいで、左右の鼻で交互に呼吸をしていきます。
初心者でも呼吸だけに集中しやすく、乱れた自立神経を整えるのに効果的です。
ヨガの呼吸法で人生が変わる!
ヨガの呼吸法にはメリットがたくさんあります。
ストレスが多い、疲労を感じている、すぐに悩みがちな方ほど、嬉しい変化を実感できるはず。
スタイルアップを目指す方にもおすすめです。
ぜひ時間を見つけて習慣化してみてください。
始めは朝の1分間でもOK!気持ちがスッキリし、穏やかな気持ちで1日をスタートすることができます。
寝る前に行えば、ぐっすり眠れて翌朝も気持ちよく起きられるので夜の習慣にしても良いですね。
ヨガの呼吸法を取り入れて、より良い毎日を実現しましょう。
提供・yoganess
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