今年5月にオープンした品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、10月25日(火)、開館から半年足らずで累計来館者数が10万人に達した。同日には、10万人目の来館者となった品川区立大井第一小学校の児童とともに、記念セレモニーが行われた。

環境を学べる区民の憩いの場

品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、自然豊かな戸越公園内に5月1日(日)にオープン。体感を重視した展示で楽しみながら環境を学べるほか、区民の憩いと交流の場として、多くの親子連れや小学生、地域の人が利用している。

同施設では、オープン以来、環境について楽しく学べるさまざまなイベントを開催しており、平日には区内小学校の社会科見学を積極的に受け入れている。また、2022年度グッドデザイン賞『公共の建築・空間』部門、第16回キッズデザイン賞『子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン』部門を受賞するなど、次代を担う子どもたちに向けた様々な工夫が評価されている。

10万人目の来館者は区立小学校の児童134人


記念すべき10万人目の来館者となったのは、環境学習移動教室として訪れていた品川区立大井第一小学校の3年生。その児童134人とともに、館内のコミュニティラウンジで賑やかに記念セレモニーを開催した。


児童たちには、記念品として、“祝!10万人”のメッセージと施設ロゴマークが刻印された木製バッジなどが、桑村副区長、「エコルとごし」の中藏館長からプレゼントされた。


バッジには、地産地消の観点から東京の木である「多摩産材」を活用している。


桑村副区長は、セレモニーで、「エコルとごしは、環境について楽しく学べる施設です。ぜひ、いろいろ勉強して学校や家で実践していただければと思います。また、この施設は戸越公園と隣接しています。公園でも遊んでいただき、自然の中からも環境について学んでください」とコメントした。

今後も「エコルとごし」では、子どもたちが楽しみながら環境について学ぶことができるさまざまなイベントを開催していくというので、注目しよう。

エコルとごしHP:https://ecoru-togoshi.jp/

(山本えり)