結婚式の参列マナーは、招待状が届いた段階から始まります。せっかくのお祝いの席ですので、「マナーも含めてお祝い」という気持ちで、最低限のマナーは意識して、スマートに新郎新婦をお祝いしたいですね!今回は、恥をかかないためにも、結婚式参列のマナーやルールについて見ていきたいと思います*ぜひ参考にしてみてください☆

プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡*

友人や親戚の方の結婚式に参列する機会もあると思います。

今回は、恥をかかないためにも結婚式の参列ルールについて見ていきたいと思います*

招待状の返信マナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

結婚式の2-3ヶ月前には招待状が送付されます。

招待状を受け取ったら、同封されている「返信はがき」で早めに出欠を伝えます。

受け取ってから2~3日以内、遅くても1週間以内に返信するようにしましょう◎

新郎新婦は招待状の回答が集まったタイミングで、結婚式の人数調整を行い、会場の席次を決めるので、返信が遅れると主催者側に迷惑をかける可能性があります。

諸事情で少し遅くなる時は、電話やメールで出欠を伝えておくと親切です。

仕事の都合や妊娠中の女性など、「結婚式の日にちが遠くてまだ予定が分からない!」という人もいるかも。

そんな人は事情とともに返信が遅くなる旨を新郎新婦に伝えておきましょう。

その場合でも、期限までには必ず返信するのが、マナーですよ。

やむをえず結婚式を欠席する場合は、すぐに返信するのではなく、1週間程度時間をおいてから返信しましょう。

なんとか都合をつけようとした態度をあらわすべく、即答は避けましょう。

予定がわからない場合は、メールやLINEで連絡を入れ、返信する期日を伝えておくと良いと思います◎

返信ハガキの書き方マナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

返信はがきの表面は、黒の毛筆や万年筆で書くのが正式なマナーです*

ボールペンでも問題ありませんが、黒以外の色を使うのはNGです。

黒ペンで「行」の文字を二重線で消して、「様」に直します。

はがきの裏面は、「御」と「芳」などの敬称が印字されているので、これらを二重線や「寿」の文字で消すのがマナー。

メッセージ欄がある場合はそこに、ない場合は余白にメッセージを添えるとお祝いの気持ちが伝わりますよ*

その場合、「、」や「。」の句読点は、“区切り”や“終わり”を意味するため、結婚式の招待状の返信には使用しないのがマナーとなります。

服装マナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

結婚式に出席するときは、服装のマナーも意識して、お祝いの場にふさわしい装いをしたいですね。

何よりも一番のポイントとして挙げられるのは、ずばり「花嫁よりも目立たない」ことです。

結婚式の主役は花嫁、お祝いするゲストは主役を引き立てる存在ですので、明るいカラーの服装で華やかな雰囲気を 引き立てるのは大事ですが、花嫁より目立つほど派手な服装は避けましょう。

女性の場合、洋装なら、フォーマルなワンピースやドレスが基本です。

和装なら、未婚女性は振袖、既婚女性は、訪問着や付け下げ、色無地が一般的です。

男性の場合、一般的にはブラックスーツやダークスーツにホワイトのシャツで、白やシルバーのフォーマルタイが基本。

親族として出席する場合は新郎新婦とともにゲストをお迎えする立場ですので、ゲストとして参加する場合よりも、フォーマル度が高い服装をするといいでしょう。

ご祝儀マナー

『DRESSY』より引用24.jpg
(画像=『DRESSY』より引用)

結婚式に欠かせない「ご祝儀」ですが、新郎新婦との関係性によって、ご祝儀の金額は変わってきます。

新郎新婦の友人や会社関係者の相場は、基本の3万円。

3万円は、友人、同僚、上司など立場が変わっても大きくは変わりません。

ただし新郎新婦の上司で、主賓として招待された場合には5~10万円が相場です。

親族の場合も、少し金額が上がることが多いようです。

特に兄弟など関係が深い場合や、新郎新婦から見て年長者の場合は、5~10万円が相場です。

ご祝儀の金額は、縁起の悪い数字を避けるのがマナーと言われています。

偶数の金額は「割り切れる」ことから、別れを意味するので基本はNGとされています。

ただ、学生や社会人1-2年目で収入が少ない、などの状況がある場合は、ご祝儀を少なくしても問題ないです。

その場合は、最低でも2万円はご祝儀で包むようにしましょう。

2万円を包みたい場合は、1万円札2枚ではなく、1万円札と5千円札2枚のように、奇数の枚数を入れるようにしましょう。

中でも特に注意が必要なのは、4万円と9万円。

4は「死」を連想させ、9は「苦」を連想させてしまうため、避けましょう。

新札を包むのがマナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

結婚式で包むご祝儀は、新札を包むのがマナーです。

これは、新札=手間をかけて用意した、ということから、「手間をかけてもあなたの結婚をお祝いしたい」という気持ちを伝える意味があります。

新札は、銀行や郵便局に行かなければ手に入れるのが難しいため、余裕をもって早めに用意しておきましょう。

もし、当日まで新札の準備が間に合わなかった場合には、結婚式会場のホテルフロントで交換してもらうことも出来ますので、覚えておくといいでしょう。

ご祝儀袋のマナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

ご祝儀袋は、婚礼用の水引がついたもので、金額に見合ったデザインを選びましょう。

不安な場合は、パッケージに「婚礼用」や「金額の目安」が書いてあるので、それをチェックすればOKです*

表書きは、筆ペンを使って、水引の下に自分の名前を書きます。

中袋(中包み)は、表面に金額を書き、裏面には自分の住所と氏名を書きます。

中袋にお金を入れる際には、表側に1万円札の肖像画の方がくるように向け、さらに肖像画が上にくるように入れましょう◎

ご祝儀袋は当日受付の際に出しますが、鞄やポケットからそのまま取り出すのは 大人のマナーとしてはNGです!

持ち運ぶときは必ず袱紗に包むようにしましょう。

当日のマナー

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

結婚式当日にゲストが遅刻をするのは絶対にNGです!

会場から家が離れている場合は、電車の遅延も想定して早めに家を出て、会場近くのカフェなどで待つのがおすすめです。

20~30分前には会場に着いておくことがマナーです。

荷物をクロークに預けたり、メイク直しをしたり、余裕をもって到着しておくとバタバタしなくて安心ですよ*

会場に到着したら、受付をします。

まずは「本日はおめでとうございます」と挨拶をし、袱紗からご祝儀袋を取り出します。