パンと牛乳は定番の組み合わせですが、2つの相性を意識したことはありますか?牛乳には濃厚なコクがあるものやすっきりと飲めるものなど、さまざまなタイプがあります。今回は、いつものパンをちょっと特別にしてくれる牛乳をご紹介いたします!
芳醇なコクが広がる「蒜山ジャージー牛乳プレミアム5.0」
ジャージー牛からとれる牛乳は、乳脂肪分の高い濃厚な味わいが特徴です。搾りたてはうっすらと金色に輝き、「黄金のミルク」とも呼ばれているのだとか!
岡山県北部にある蒜山高原(ひるぜんこうげん)は、約2000頭のジャージー牛が飼育される日本有数の産地。自然豊かな高原地帯ですくすく育った蒜山ジャージー牛の生乳は、年間を通して乳脂肪分が平均5.0%に達します。そんな生乳を成分無調整で味わえるのが、「蒜山ジャージー牛乳プレミアム5.0」。芳醇なコクと甘みが口いっぱいに広がり、プレミアムな飲み応えです。
オンラインショップで購入できるほか、紙パックの商品はデパートなどにも並んでいます。
私が『蒜山ジャージー牛乳プレミアム5.0』に合わせたいのは、チョコレートのパン。パン・オ・ショコラなら上品で大人な味わいになり、チョココロネならスイートな甘さに。その他、あんぱんもおすすめ。あんこのコクと牛乳のコクが一体となり、豊かな風味で口の中が満たされます!
牛乳そのもののコクが強いので、それに負けないように濃厚な甘さのパンや、バターたっぷりのリッチな風味のパンと組み合わせると、バランス良く味わえますよ。
■販売情報
蒜山酪農農業協同組合オンラインショップ
生クリームが浮かぶ「東毛酪農低温殺菌牛乳63℃」
群馬県の東毛酪農では、生乳の成分や風味、栄養を極力損なわないよう、低温殺菌するのがこだわり。市販の牛乳の多くは120~130℃で2~3秒加熱する「超高温瞬間殺菌」という殺菌方法が用いられていますが、「東毛酪農低温殺菌牛乳63℃」は63℃で30分加熱殺菌されます。
置いておくと表面に生クリームが浮かんでくるのが特徴。飲んでみると豊かなコクがありながら、後味が驚くほどすっきり!オンラインショップの他、関東近郊の食料品店などでも購入可能。また、東京ソラマチには「東毛酪農低温殺菌牛乳63℃」をたっぷりと使ったソフトクリームの専門店もあります。
「東毛酪農低温殺菌牛乳63℃」には、フルーツデニッシュが相性抜群です。写真はダークチェリーのデニッシュ。牛乳のしっかりとしたコクがデニッシュ生地のバター感やカスタードクリームの豊かな風味と合わさり、すっきりとした後味はフルーツのフレッシュな甘さを引き立てます。
その他、フルーツサンドを合わせるとより贅沢な味わいに。スイーツ感覚で合わせるパンを選んでみてはいかがでしょうか。
■販売情報
東毛酪農業協同組合
すっきりゴクゴク飲める「パン好きの牛乳」
最後にご紹介するのは、パンとの相性が考え抜かれた「パン好きの牛乳」。化学メーカーのでありながらパンの原料メーカーとしての顔も持つカネカが、生乳本来の自然な甘味にこだわりつつ、パンと合わせたときに生地の香りや旨味をしっかり感じられるよう開発した牛乳です。
北海道産の生乳を100%使用して成分無調整で作られる牛乳は、技術提携したベルギーの乳製品メーカーであるピュアナチュール社独自の加熱殺菌技術によって、コクがあるのにすっきりとした味わいに仕上がっています。シンプルな食事パン、菓子パン、総菜パンなど、どんなパンと一緒に食べてもその味わいにやさしく寄り添ってくれます。
合わせるパンを選ばない「パン好きの牛乳」ですが、おすすめしたいのは総菜パン。ベーコンエピと合わせてみると、牛乳のほのかな甘さがベーコンの塩気と小麦の旨味をいっそうきわ立たせます。
ミックスサンドなど、牛乳と同じく軽やかな味わいのパンと一緒に食べると、2つが調和していきますよ。塩気のある総菜パンと合わせて食中にゴクゴクと飲めるのは、「パン好きの牛乳」ならではの魅力です。
「パン好きの牛乳」の持ち味を生かした「パン好きのカフェオレ」もあります。
原材料は生乳、砂糖、グアテマラ産コーヒーのみで、生乳をなんと94%も使用した濃厚なミルク感がありながらすっきりとした後味を実現しています。クロワッサンはもちろん、甘いフレーバーのパンと好相性。シナモンロールを合わせてみると、軽やかな味わいのカフェオレがシナモンの香りを引き立てます。
「パン好きの牛乳」も「パン好きのカフェオレ」も、関東近郊のパン屋さんなどでも販売されているので、パンめぐりの際に見つけたら手に取ってみてくださいね。もちろんオンラインショップでの購入も可能です。
■販売情報
カネカ食品
牛乳とのペアリングを意識すると、パンのある暮らしがますます広がります。ご紹介した牛乳はもちろん他にもお気に入りを見つけて、パンと一緒に味わってみてくださいね。
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