2016年から交付が始まったマイナンバーカードですが、運用開始当初は興味がなかった人も多かったのではないでしょうか。しかし、マイナンバーカード取得を促進する「マイナポイント第2弾」が始まり、「20,000円分もポイントがもらえるなら作ってもいいかも!」と心が動いている方もいらっしゃるかもしれません。
マイナポイントをゲットするためには、2022年12月末までにマイナンバーカードの申請が必要です。つまり、カードをまだ持っていないけれども20,000円分のマイナポイントが欲しいという人は、そろそろ本腰を入れて動いたほうがいい!ということです。
そもそもマイナポイントとは?
マイナポイントとは、マイナンバーカード取得促進のために付与されるポイントです。マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードの新規取得で5,000円分、健康保険証としての利用申し込みで7,500円分、公金受取口座の登録で7,500円分の最大20,000円分のポイントが国からもらえます。
マイナポイント第1弾の時(2020年9月~2021年12月)にマイナンバーカードを取得してすでに5,000円分のポイントをもらった人も、健康保険証としての利用申し込みと公金受取口座の登録で15,000円分のポイントを受け取れます。
なお、自分が選んだキャッシュレス決済アプリでポイントを受け取ることができ、普段の買い物などに使えます。
2024年秋に紙の健康保険証は廃止、マイナンバーカードと一体化
2024年秋までに紙の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードと一体化するというニュースが流れたのは記憶に新しいのではないでしょうか。さらに、同年度末までに運転免許証としての利用もできるようにすると、河野太郎デジタル相は発表しています。
“セキュリティ問題”や“対応不可”など課題は山積みで、SNS上では賛否両論が飛び交っています。しかし、それでも「最大で2万ポイントももらえるなら、申請しておこう」という人も多いようです。
前述のとおり、対象は2022年12月末までにマイナンバーカードを申請した人が対象です。11月12月に申請すると、駆け込み需要でマイナンバーカード作成までに日数がかかるかもしれません。ここでは、マイナポイントの受取手順をおさらいしておきましょう。
マイナポイントの付与手順を紹介!
マイナポイントは、PayPay、d払い、楽天カードアプリなどのキャッシュレス決済アプリに付与されます。どのキャッシュレス決済を選ぼうとも、必ず「マイナンバーカード」の取得と、「マイナポイントアプリ」のダウンロードは必要です。
※マイナンバーカードの取得方法は総務省「マイナポイント事務局」を参照
※マイナポイントアプリのダウンロード方法は「マイナポイントの申込方法 | マイナポイントの取得・利用まで | マイナポイント事業」を参照
その後は、PayPay、D払い、楽天カードアプリなど、お好きなキャッシュレス決済アプリをダウンロードし、決済アプリからマイナポイントの登録をします。どの決済アプリも、マイナポイント登録の手順はほぼ同じです。簡単な手順は、以下のとおりです。
① マイナンバーカードを取得する
Aオンラインや郵送などでマイナンバーカードを申請する
Bカードが発行されるとお住まいの市区町村から交付通知書が届く
C必要書類を持参して交付場所(市区町村窓口)でカードを受け取る
② マイナポイントアプリをダウンロードする
③ PayPay・d払い・楽天カードなどのキャッシュレス決済アプリからマイナポイントの登録をする
④ キャッシュレス決済アプリで【マイナポイントを申し込む】を選択する
⑤ マイナンバーカードを用意の上、マイナポイントアプリへ移動する
⑥ マイナンバーカードをマイナポイントアプリで【はじめる】を押す
⑦ マイナポイントアプリに4桁のパスワードを入力する
⑧ マイナンバーカードの上にスマートフォンを乗せて読み取りをする
⑨ マイナポイントアプリで【健康保険証としての利用申込み】【公金受取口座の登録】を選択する
⑩ 利用規約を確認し同意する
詳細は公式ホームページをご確認ください。
PayPayに付与する場合
参考:マイナポイントをもらうならPayPayがおすすめ! - キャッシュレス決済のPayPay
d払いに付与する場合
参考:マイナポイントはd払いで!
楽天カードアプリに付与する場合
参考:マイナポイントは楽天カードがおすすめ!|楽天カード
まとめ
最大20,000ポイントを受け取るためには、2022年12月末までにマイナンバーカードを申請する必要があります。マイナポイント20,000円分を「絶対に手に入れたい!」という方は、なるべく早く手続きを進めましょう。
参照:総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|マイナンバーカード交付状況について (soumu.go.jp)
マイナンバーカードの申請率、5割超に 総務省: 日本経済新聞 (nikkei.com)
執筆・勝目麻希
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。ライター以外の活動としてWebライターを育てる講座やマネーセミナーも実施中。
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