整理収納アドバイザーの鈴木久美子です。がんばって片づけているつもりなのに、いつもなんだかスッキリしない、と思う事ありませんか?整理収納アドバイザーとしてお客様のご自宅をご訪問している中で、お片づけに悩む皆さんが、共通してやってしまいがちなことがあります。今回は、これをやめたらラクになった!という片づけのポイントをご紹介します。

一時置きはやめる!

整理収納アドバイザーが教える「やめたらラクになった!片づけの5つのポイント」1.jpg
(画像=michillより引用)

ついつい、一時置きばかりしてしまう人は要注意!

お客様のご自宅をご訪問すると、「一時置きではない一時置き」を見かけることが多いです。

一時置きというのは、本来、すぐに後でリセットできるものです。一時置きし過ぎると、元に戻すのが面倒になってきますし部屋が常に散らかってしまいます。

そうしないためにも適宜、定位置にしまえるような工夫をすることが大切です。できれば、一時置きしがちな場所に物の定位置を作ってしまうのも解決方法の1つです。

テトリスのような収納はやめる!

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(画像=michillより引用)

隙間を見つけると、とにかく何かを詰め込みたくなる、という人は、やめましょう!

隙間を埋めたり、奥行をすべて活用しようと前後に詰め込んだりすると、何が入っているかわからなくなったり、結局奥の物を取り出すときに、収納自体がグチャグチャになってしまいます。

また、高さを十分に活用したいといって、フタつきの箱を何段も重ねていくと、下の物はもちろん取り出しにくくなってしまいます。

たんすの上にカラーボックスをのせて、その上にさらに段ボール箱をのせて、天井ピッタリまで物を積み上げている方もお見かけしました。

もちろん、危険なのでやめてほしいとお伝えしました。ピッタリ詰め込んだことに達成感を感じるのはやめましょう。

空き箱(段ボール)収納はやめる!

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(画像=michillより引用)

空き箱や段ボールを収納にしている人はやめてみましょう。

確かに収納グッズを買わなくて経済的なのかもしれませんが、段ボールを収納に使うのは不衛生です。

外の倉庫に置かれていて、配送のトラックで運ばれてきた段ボール。段ボールなので、洗うことも拭くこともできませんよね!

(実際に、ミカン箱などに思い出のアルバムをしまっていたお客様がいて、段ボールを開けた瞬間に羽がついた虫が何匹も飛び出してきた経験があります。)

また段ボールでなくても、お菓子の空き箱などを収納ケースにしている人も多いです。

かわいい箱を収納に使う事は悪いことではありませんが、キッチン周りなどで使ったりしていると、汚れても洗うことも拭くこともできない不衛生さもあります。

また、空き箱を収納に使っている人は、何か箱が出てくるたびに何かに使えると捨てずにとっておくようになりがちです。

そのため増やさなくてもいいのに、キッチンカウンターやテーブル上に空き箱をおいてしまい、とりあえずの物入れが出来上がるのです。