こんにちは、パンが大好きなパン野ゆりです。
『パン野ゆりのパンライフ』では、最近見つけたおいしいパン屋さんの紹介から、巷で流行りのパン飲みをしてみたり、パン旅日記をしてみたり。またまた、おもしろいパングッズの情報やパン好き仲間との対談など、パンにまつわる事柄を毎回パッケージにしてお届けしていきます。
今回は、パンとワインが最高においしい、東京都・目黒にある『メグロアンジュール』でのパン飲みをお届けします。
目黒駅と学芸大学駅のちょうど真ん中くらいに位置するこのお店。オシャレな家具屋さんを横目にトコトコ歩いていくと辿り着く、真っ赤な外観が目印の『メグロアンジュール』。バスでのアクセスも便利です!
実はこのお店、今年で10周年を迎えるそう。おめでとうございます♪
私自身もそうだったのですが、ここ数年のオレンジワインの流行をきっかけに、ナチュラルワインというジャンルを知った方も多いのでは?そんななか『メグロアンジュール』では、10年前から本場パリ仕込みのナチュールを日本で提供しているそう…。さすがです!
ナチュールといえば、「オーガニックで体に良さそう!」「二日酔いがない!」というイメージ。エチケット(ワインラベル)もかわいいですよね♪
オーナーの宮内さんがナチュラルワインと出合ったのは、パリの『ヴェールヴォレ』というお店。そこで4年間勤務し、その後に『メグロアンジュール』の前身となる『ヴェールヴォレ東京』という名前のお店を日本でオープンしたそう。
パンのお話からもフランスの風を感じました。
宮内さん:フランスではパンって外食でも無料で食べられるものじゃないですか。食事するときは、常にバゲットやカンパーニュがある。それくらい生活の一部で、身近な存在で欠かせない存在。
パン野:確かに!フランス人は永遠とパンとワインでおしゃべりしているイメージ(笑)。
日本だとお米だけで晩酌することはあまりないですけど、フランスでは主食であるパンでワインを楽しむのも日常なんです。
こんな大きなカンパーニュ!
こちらはフランスのムードが漂う大きなカンパーニュ。
広島にあるパン屋『ブーランジェリー・ドリアン』のカンパーニュで、薄くスライスしていただくのですが、冷蔵庫で保存がきくため、かなり重宝するそう。
長期保存していると、乾燥していると思いきや…。保湿されているような、しっとりした柔らかいパン生地に少し酸味がプラスされて大変おいしい!
どんなお食事にも合う万能パンなのです♪お料理のソースをつけて食べるのも鉄板で、私はいつもこのパンをおかわりしてしまいます。
そしてもう1つ、私がパン飲みでぜひおすすめしたいパン・焼き菓子がこちら!
個人的に大好きなパンデピスです!
頭文字にパンと付いているのでパンとカウントもしています。そもそも「パンデピスって…?」と思う方も多いと思うのですが、冬のパリでは必ず食べるアルザスの伝統菓子のこと。
クリスマスの時期になるとフランスのパン屋さんやケーキ屋さんでお目見えする、スパイスがたっぷりの焼き菓子なのです♪
寒い身体を温めるために、たくさんのスパイスをミックスして作る焼き菓子で、ハチミツをベースに、シナモン、グローブ、ショウガ、ナツメグなどなどを配合。
ハチミツベースなので、穏やかな甘さのなかに、さまざまなスパイスが香ばしい焼き菓子です!
パリでは冬の風物詩となっているのですが、『メグロアンジュール』では、年間を通して食べられるというのが最高♪
そのままでももちろんおいしいのですが、『メグロアンジュール』では、ロックフォールチーズと合わせるのがメニューになっています。
このね、クセとクセのぶつかり合いがたまらなくおいしい!これを目当てに食べに行きたいほどの大ファンです。
そしてこのパンデピスが、ワインとも合うのです。
宮内さん曰く、料理とワインをペアリングする際には、産地を揃えると相性が良いんだとか。料理に土地のワインを隠し味として入れたりすることも多いそうで、そうやって思うと納得ですよね。
パンデピスはアルザスの食べ物なので、アルザスのワインを合わせてみました!
壁一面のワイン
赤のウッドを基調とした店内もパリを感じるムードで、海外のお客さんも多いそう。
コロナで海外旅行やフランス旅行に行きにくい期間に、パリ熱を感じるために私も足を運びました。
パリの冬の風物詩、パンデピスを一年中食べられる『メグロアンジュール』。ナチュラルワインも豊富で、パンもおいしい!パン飲み候補にぜひ、リストアップしてみてくださいね!
それではまたね!パンってサイコウ♫
- ■お店情報
メグロアンジュール
住所:東京都目黒区目黒4丁目10-7 栗原ビル
営業時間:18:00~24:00(LO.22:00)
定休日:水曜日
※最新の営業情報は、お店のSNSでご確認ください。