6月は梅雨もあり、なかなかお出かけできない季節。ちょっと気が滅入ってしまいそう…そんなときは、お部屋にグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか?暮らしのなかで自然を身近に感じさせてくれる『石木花(せきぼっか)』を紹介します。植物初心者という人にもおすすめです。
 

1つ1つ手作業で育まれる『石木花』

2003年から山形を拠点に活動を始めた『石木花』。「日本の素晴らしい伝統文化である“盆栽”をより身近に、より自然に、現代の暮らしの中で楽しんでいただきたい」という思いを込めてものづくりをしています。『石木花』は、手のひらサイズのかわいらしい大きさのミニ盆栽です。
 

盆栽の特徴的な苔(こけ)はもちろん、植物は種まきからすべての工程を手作業で育てています。育てるまでに数年かかり、長いものでは10年以上管理した苗もあるのだそう。同じ種類の植物でも、形や大きさ、色も1つ1つ違う表情をみせてくれます。

手間を惜しまないものづくりの思いは、器にも。直径5センチほどの小さな鉢やお皿なども1つ1つすべて手作業で作られています。手びねりという技法で、微妙な歪みやニュアンスが生まれるため、ひとつとして同じものはありません。

てのひらにすっぽりおさまるこの丸いフォルム、なんとも言えないかわいらしさがあります
「小さな器に大きな自然」というコンセプトの通り、コロンと小さな器にでもしっかりと佇むその姿は、愛らしく、そして自然の凛とした息吹も感じます。
  ## 暮らしのなかで、季節の移ろいを味わう

『石木花』は植物、生きものです。季節によって植物が変わるので、その時々の出会いを楽しむことができます。器もその季節に合わせて、新たなカラーが登場することも。
 

 
こちらは、初心者でも育てやすいという「シロシタン」。春夏に白い花を咲かせ、花が咲き終わるとりんごのような小さな赤い実をつけます。
気持ちが落ち込んでいるようなときでも、ふと植物に目をむければ、きっと癒されるはず。  

また、受け皿もシンプルなものからニュアンスを加えたものまであるので、季節に合わせてコーディネートを楽しむのもおすすめです。
 

 

こちらは、お部屋にいながら紅葉狩りが楽しめる「ヤマモミジ」。葉が色付いたり、実をつけたり、忘れてしまいがちな変化をそっと教えてくれます。机の上で四季を味わえるのも、『石木花』の魅力の1つです。

 

ビギナーでも安心。植物を育む楽しみ

 

このままの大きさで育つので、3~4年は植え替えの必要もありません。自分で植え替えや苔の張り替えをするのが心配という人は、メンテナンス・サービス(有料)もあるので安心です

植物を育ててみたいけれど、「お手入れが難しそう…」という人も大丈夫。『石木花』のホームページには、春夏秋冬による水やりの違いや剪定の基本、それぞれの植物の育て方が「石木花図鑑」やQ&Aに詳しく解説されています。「どんな植物がいいかな?」「どうやって育てるのかな?」と迷ったときは、このページを参考にしてみてくださいね。
 

 

どんなお部屋にもそっと寄り添ってくれるスタイルなので、お家のインテリアとしてはもちろん、贈り物としてもきっと喜んでもらえるはず。

日々の暮らしのなかで、つい忘れてしまいそうな小さな変化に気づかせてくれる『石木花』。「今日はどんな状態かな?」と植物の様子をじっくり観察して、時には会話をしながら、育てる楽しみを味わってみてはいかがでしょうか?

提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)

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