小学生の2人の子どもを育てながら、ライターとして仕事をするズボラ母です。日々、どれだけ楽に料理や洗濯を終わらせられるかを考えています。同じくズボラなお母さんたちに、少しでもタメになる情報を届けていきたいです♪
シニア世代が定年後の再就職を考えた時、資格を持っていると仕事探しが有利になるケースは多いです。すでに持っている資格はもちろん再就職に活用できますが、就職や開業を目指して新しく資格の取得にチャレンジするシニア世代も増えています。今回はそんなシニア世代に、おすすめの資格をご紹介。再就職がしやすくなったり、独立開業に繋がったりと、さまざまな可能性が広がる資格をチェックしてみましょう。
シニア世代の仕事に資格は必要?
シニア世代が仕事や再就職をするために、「資格があった方がいいのかな」と悩む方もいるでしょう。もちろん、資格があると便利に活用できることが多いですし、就職に有利に働く場合もあります。
資格がないと仕事や再就職ができないという訳ではありませんが、持っている資格を活用することで、新しい仕事に挑戦しやすくなる場合も多いでしょう。
定年後も長く仕事を続けたいというシニア世代は、興味のある仕事に役立つ資格を新しく取得してみるのもおすすめです。
働き方によって必要な資格が異なる
シニア世代が仕事のために資格を取得する場合、どのような働き方を希望しているのかによって必要な資格は異なります。例えばパートやアルバイトで働く場合は、資格を必要としない場合も多いでしょう。働きながら、資格を取得するというのも選択肢のひとつです。
起業をする場合は調理師や社労士など、自分が目指したい仕事に必要な資格を取得しましょう。ただし経験がないとすぐに起業というのは難しい場合も多いです。
再雇用や定年延長で再就職を目指すのであれば、働きたい職種に有利になる資格を選んでください。事務系なら簿記を選んだり福祉系なら介護関連の資格を選んだりと、仕事に関連付けできる資格の取得を目指しましょう。
シニア世代が資格を取る際のチェックポイント
シニア世代が仕事のために資格を取得する際、闇雲に資格を選んでしまうのはNGです。自分に合っている資格なのか、実際に仕事に活用できるのかなど、取得前に確認しておきたいチェックポイントを5つご紹介します。
自分のキャリアや経験を活かせるか
自分にとってまったく未開拓のジャンルの資格取得は、その道で頑張りたいという強い意思がない限りシニア世代には難しいかもしれません。できれば自分のキャリアや経験を活かせる仕事を選んで、そこから取得する資格を選択しましょう。
例えば料理が好きなら調理師資格を、保険や金融関係で働いていたキャリアがあるならFPを、というように、今までの経験をベースに取得を目指せる資格を選ぶのがおすすめです。
もちろん、どうしても目指したい道があるのであれば、まったく経験のない資格を選ぶのもアリ。自分がその資格取得のためにどれくらい頑張れるのか、という点が最大のポイントになります。
新しいジャンルに挑戦するならレベルは高すぎないか
もしも今まで経験したことのない、新しいジャンルに挑戦する場合は、レベルが高すぎないかという点も要チェックです。特に国家資格は取得が難しいものも多く、何年も勉強して資格取得に励んでいる人が大勢います。
そんな中で新しいジャンルにチャレンジしてみたはいいものの、いつまで経っても資格が取得できないとなると、再就職への道がどんどん遠のいてしまいますよね。目的は資格の取得ではなく仕事に繋げること。難しすぎる視覚にチャレンジするよりも、堅実に取得しやすい資格を選ぶのがベターです。
どんな仕事に繋がるのかを知っておく
人気の資格だから、なんとなくかっこいいから、という安易な理由で資格を選んでしまうと、後々希望していた仕事に活かせないという可能性も考えられます。シニア世代が取得する資格を選ぶ際は、必ずどのような内容で、どんな仕事に活かしていけるのかをチェックしておきましょう。
独立開業を目指すのか、正社員としてフルタイムで働きたいのか、相談役のようなポジションを得たいのかなどなど、その資格を取得することでどのような仕事や勤務体系を選べるのかは必ず理解しておきたいポイントです。
どれくらいの時間を掛けられるのかを明確に
趣味や興味だけで資格取得を目指すなら、どれだけ時間がかかっても問題はありません。でも仕事のためという目標がある場合は、時間をかけ過ぎてもいけませんよね。再就職を目指して資格を取得するなら、できるだけ早く、スムーズに進められるジャンルを選ぶのがおすすめです。
自分がいつから働きたいのかを考えて、資格取得に掛けられる時間はどれくらいなのかを逆算してみてください。これくらいの期間で資格を取得するという明確な期限があると、たくさんある資格の中から目的に合ったものを選びやすくなりますよ。
資格を取るなら国家資格がおすすめ
資格には大きく分けると、国家資格と民間資格の2種類があります。特に民間資格の数は膨大で、多数の資格が日々生まれ続けているんです。種類が多い分シニア世代にとっても興味のある資格が見つかるかもしれませんが、その資格が必ず仕事につながるとは限りません。
できて日の浅い民間資格だと権威性の面でも保証がない場合もあるので、仕事のために資格を取るなら国家資格がおすすめです。どうしても気になる民間資格があるなら、国家資格を取った後に関連性のある民間資格をいくつか取得してみるというのもアリですよ。