発売から1年半が経った今でも人気継続中で、店頭在庫が常に品薄状態のKATE「リップモンスター」。知ってるし気になるけど買えたためしがない!という方も少なくないのでは。

リップモンスターのリリース
※画像はリリースより
そんな中、10月22日(土)に発売するのがマットタイプの新作。18日から順次店頭に並んでいるため、発売を心待ちにしていた人の中にはもうGETしている人もいるはず。

今回は、大注目の新作リップモンスターの使い心地、既存のリップとの違いなどを紹介します。

◆累計出荷数500万本超えの超人気リップ、新作の出来は?

リップモンスターの写真
KATE「リップモンスター スフレマット」
発売前からすでにSNSを賑わせていた、KATE「リップモンスター スフレマット」。筆者も発売日前に入手できました。従来のスティックタイプ同様ブラックのシンプル&スタイリッシュなパッケージですが、スフレマットの方が若干スリムになっています。

リップモンスターの写真
左:新発売の「リップモンスター スフレマット」1,650円(税込)、右:「リップモンスター」1,540円(税込)
並べてみるとスフレマットの方がスリムなのがわかります。価格は、「リップモンスター」が1,540円(税込/以下同)、「リップモンスター スフレマット」が1,650円で、スフレマットの方が100円ほど高め。

リップモンスターの写真
唇から蒸発する水分を活用してしっとりジェル膜に変化する技術と、液状リップの油分が揮発することでふんわりマット質感に変化して軽やかマットな仕上がりに変化し落ちにくさを実現するという2つの技術からなる“高発色スフレ処方”が特徴。

グロスやティントによくあるチップタイプで、唇の輪郭をぼかしたり量の調節も自在です。

◆マットリップは乾燥する?実際使ってみた感想は…

筆者が入手したのは、[M01 深紅の闇]と[M04 ゴーストムーン]の2色。

リップモンスターの写真
上:[M01 深紅の闇]、下[M04 ゴーストムーン]
[M01 深紅の闇]はその名の通り深みのあるレッド。若干ブラウンみがかった秋冬にぴったりな大人カラーです。しっかり塗るとかなりパキッと発色しますが、指先でぼかすように塗ったりティッシュオフをすればナチュラルな仕上がりに。

[M04 ゴーストムーン]はトレンド感たっぷりの黄み強めオレンジブラウン。こちらの方が発色がまろやかでイエローベースの筆者の場合は肌なじみがよく気に入りました。まさに今の季節にぴったりなかぼちゃ色です。

◆新作の良かったところと「気になった点」

「リップモンスター スフレマット」で良いなと思ったポイントのひとつが、使い心地。

自分でチップをしごいて液量を調節しなくても、ボトルからチップを出した時点でピッタリ必要分の液量。唇に乗せすぎてベタっとなってしまうこともなく、とても塗りやすい!

リップモンスターの写真
マットリップにありがちな重ね塗りのムラ感もなく、唇をすり合わせてなじませると均一に色が乗って本当にふわっとスフレのような質感&カラーになります。

やはりマットタイプということで通常のリップモンスターと比べると乾燥が気になるのが本音ですが、就寝前にこっくり系のリップ美容液を塗って朝に潤った状態のベースを作っておいてから塗れば、1日乾燥を気にせず過ごすことができました。下地としてリップクリームを塗ってから使うのも◎。

◆通常リップモンスターと新作を塗り比べ!

リップモンスターの写真
上がスフレマットの[M04 ゴーストムーン]、下が通常のリップモンスターの[05 ダークフィグ]を塗った画像。ツヤ感の違いが一目瞭然!
スフレマットと通常のリップモンスターを、腕の内側に塗って比べてみると、マット感とツヤ感の違いが一目瞭然!

◆ティッシュでこすったら明らかな違いが

さらに、1分ほど置いてからそれぞれティッシュオフしてみると、スフレマットの方がよりしっかりと色が残っていました。ツヤ感が少ない分、唇にしっかりとフィットして色が残りやすいのかも。

リップモンスターの写真
上がスフレマット、下が通常のリップモンスター、それぞれティッシュオフした状態です。
肌をマットに仕上げたりナチュラルメイクにしたい時にはスティックタイプ、ラメや濃いめのアイシャドウで目元にポイントを持ってきたメイクの場合にはツヤ感の少ないスフレマットを選ぶなど、メイクによってリップを使い分けるのも楽しそう。

まだまだ続きそうなリップモンスター熱。新作もやはり店頭に並んだそばから売り切れてしまうようなので、運よく見つけられたら即買いすることをオススメします。

<写真・文/鈴木美奈子>

【鈴木美奈子】

雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。