昨今は過度に食事を制限することはせず、「きちんと食べる」というのがダイエットの常識になりつつありますが、いまアメリカでは“食べながら脂肪燃焼を促進する”という最新ダイエット法「Radical Metabolism」がSNSを中心に人気沸騰中です。

「現代の私たちの身体は脂肪を燃焼するのが難しく、消化器官の不調を引き起こすことが多い。そのため痩せるのが困難なのです」と語るのは『Radical Metabolism: A Powerful New Plan to Blast Fat and Reignite Your Energy in Just 21 Days』の著者アン・ルイーズ・ギットルマン氏。それでは、そんな彼女が提唱する脂肪燃焼を促進する5つのポイントをチェックしてみましょう。
 

(1)油を変える

「オメガ6の油を十分に摂取することは新陳代謝促進にも、免疫力アップにも大事なこと。理想はオメガ6: オメガ3を4:1の割合で取ることです」とギットルマン氏。

(写真=beauty news tokyo)

好ましいのはアーモンド、ブラジリアンナッツ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツなどのナッツ系のオイルやココナッツオイル、MCTオイル、オリーブオイル。逆に加工された油や加熱し過ぎたキャノーラ油、ピーナッツオイルなどを避けることをオススメしています。
 

(2)胆のうの働きに良い食材を摂る

ギットルマン氏によれば「胆汁を貯める働きをする胆のうは直接的に新陳代謝に影響する大切な器官」とのこと。その理由は、胆汁が低下すると消化が上手くできず、消化を助ける働きをするビタミンA、D、E、K、オメガ-6といった成分も吸収できなくなってしまいます。

(写真=beauty news tokyo)

だからこそ、胆のうの働きに良いとされるクレソン、ルッコラ、ケール、グレープフルーツ、生姜、ダークチョコレートなどを積極的に摂ることが推奨されています。
 

(3)タンパク質の摂取が大事

栄養不足で筋肉量が減ってしまうと脂肪がつきやすくなる原因に。そのため「栄養をきちんと摂りつつ、タンパク質を構成するアミノ酸を摂取するのが大事」とギットルマン氏。

(写真=beauty news tokyo)

1日の摂取量の目安は58g。食品で摂るのはもちろん、ギットルマン氏によると「スピルリナのサプリメントをスムージーに入れたりして摂取するのもオススメ」だそうです。