料理はだしが決め手! それゆえに、顆粒だしを使うときは、きっちり計量しているという方も多いのではないでしょうか。ですが、調味料のなかでも比較的出番が多い顆粒だしを、毎回量って使うというのは、ちょっぴり面倒だったりもしますよね。
そこで見つけたのが、ダイソーの「ひとふり計量ボトル」。一見、普通の調味料ボトルのようですが、ひとふりで小さじ約1杯分の顆粒だしを出すことができるという便利グッズなのです。
◆ダイソーの「ひとふり計量ボトル」が便利
今回お試ししてみたのは、100円ショップ・ダイソーで購入した「ひとふり計量ボトル」(110円/税込)。
サイズ:7.3cm×4.6cm×10cm
容量:150ml
「ひとふり計量ボトル」は、ひとふりで小さじ約1杯分の顆粒だしをササッと出すことができる便利グッズ。
その秘密は、ボトルの中の仕切りにアリ。
なんでも、一定量の顆粒だしがたまる特殊構造になっているのだそう。
◆ケースに顆粒だしを入れて準備完了
使い方は、とても簡単。まず、フタをパカッと外します。
そして、仕切りがついた状態で、面積が広いほうに顆粒だしを入れます。
だいたいですが、40g分の顆粒だしを入れて、ボトルの半分が埋まる感じ。
小分けになっているほう(小さじ約1杯分のほう)には、自動的に顆粒だしが流れて、たまっていきます。ここでフタをしっかりと閉めたら、あとは上の部分をパカッと開けて、本体を傾けるだけ。
はたしてこれで、本当に小さじ約1杯分が計量できているのでしょうか?
◆一瞬で小さじ1杯を計れちゃった!
では早速、「ひとふり計量ボトル」を傾けてみたいと思います。
見事に、小分けになっているほうの顆粒だしだけがザザーッと出てきました。
「ひとふり計量ボトル」を縦に戻すと、空になった小さじ1杯分のスペースにはふたたび顆粒だしが移動。
勝手に小さじ1杯分を計量して、スタンバイしてくれます。
使うときは、この繰り返し。
◆本当に小さじ一杯か確かめてみた
2回顆粒だしを出してみましたが、ほぼ同じ量で間違いないでしょう。
試しに量ってみたところ、確かに小さじ約1杯でした。
◆とにかくラク!湿気の心配もなし
ボトルのフタを開け、そのまま鍋などにダイレクトに顆粒だしを入れることができるため、とにかく楽。片手でOK。
それと、チャック付きではない顆粒だしの場合。開封したあとの湿気が気になっていたのですが、「ひとふり計量ボトル」に移してしまえば、その心配も軽減されます。完全密封の容器ではないので、早めに使い切るようにしましょう。
◆使う時の注意点
ただし、1つだけ注意点が!「ひとふり計量ボトル」を傾ける角度によっては、顆粒だしが小分けのほうへとどんどん移動…。結果、小さじ1杯以上出てきてしまうことがありました。
必要以上に顆粒だしが出てきてしまうのを防ぐには、“しっかりと下に向けて”顆粒だしを出すこと。そうしたら、すぐに縦に戻すことがポイントのようです。
顆粒だしを計量する手間が省けるだけでなく、計量スプーンを洗う必要もなくなり、めちゃくちゃ楽。思っていた以上に、いい商品と出会うことができました。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi