一般人がなかなか経験できないセレブなデートやパーティを行う一方で、女性同士の激しい衝突や人間ドラマが描かれた『バチェラー・ジャパン』。最近ではテレビ番組でバチェラーに出演していた女性を見かける機会もあることから、バチェラー参加女性のその後が気になる方も多いのではないでしょうか。
◆バチェラー出演で野心倍増
――バチェラーに参加してから生活や考え方に変化はありましたか？
古賀あかねさん（以下、古賀）「バチェラーでは自分の想いを伝えるチャンスや時間が限られていたことから、積極性や野心のようなものが倍増した気がします。映像を見返してみると“この時もっとこうしておけばよかった”など、後から思うことが沢山ありました。それがきっかけで、出演前より思い立ったら迷わずすぐ行動し、やりたいことは口に出すようになりました。メンタル面でもかなり強くなったと思います」
◆ゆきぽよとは今も仲良し
古賀「撮影の初日からゆきぽよとはずっと一緒にいました！ 私がギャルマインドなので、ノリがよくマイペースなゆきぽよとは、今でも約束してもお互いすっぽかすほど自由な感じで、会いたい時に突然会ったりしています。ゆきぽよとくぼっちと海に行ったこともあります。くぼっちには仕事の相談を聞いてもらうこともあり、良い関係が続いています。番組参加中は現実から離れて、携帯を持たない時間を長く過ごしていたこともあり、メンバーとの絆は深いものになっています」
古賀「元々恋愛に関して縛り合う付き合い方がきらいだったので、“好きなら一緒にいる”というシンプルな感覚で恋愛してきました。番組出演後は長い期間、自分の夢を叶えるために忙しくしていましたが、最近その感覚を理解してくれる彼に出会えたのでプライベートも充実しています！」
◆高校中退、スカウトされてモデルに
――身長170cmの古賀さんは番組内でもスタイル抜群だと注目されていました。そもそもモデルになったきっかけは何だったのでしょうか。
――バチェラー出演をきっかけに、仕事に対する考え方も変わりましたか？
古賀「バチェラー出演後の野心が高まっている時期に、自分に正直に生きるようになり、考え方が少し変わりました。モデルやテレビ出演などの仕事は基本的にオーディションが多いですが、会社によってはほんの2～3分しかアピール時間をもらえず、『数分で私の何がわかるの？』という純粋な疑問があったんです。
選ばれるまでドキドキしながら受け身の姿勢で待つよりも、一緒に働きたい会社や人、自分のやりたいことや個性を活かせる仕事を選ぶ立場になりたいと思う気持ちが強くなり、明確な目標を友人や出会う人たちに口に出して伝えるようになりました」
◆やりたいことは全部挑戦する
――Instagramに川で石を拾っている写真がありましたが、現在はモデル以外にもお仕事をしているんですか？
――起業されていたのですね。具体的にどのような会社なのでしょうか。
古賀「月曜日から気分があがるランジェリーブランド『Manic Monday』と、デザイン経験のない私だからこそできた、地球がデザイナーというコンセプトで、河原の石の凹凸をデザインに残して作るジュエリーブランド『Crush Wednesday』をつくりました。石を拾っている写真はその時のものですね。モデルのお仕事より、今は自分のブランドや会社を大きくするための裏方の仕事に夢中になっています！」
◆バチェロレッテに出ちゃうかも？
古賀「バチェロレッテ2の尾崎美紀ちゃんは起業する前から顔見知りだったので、出演前から女性起業家の成功例として、噂は聞いていました。私はバチェロレッテに出られるほどキラキラした感じではなく、泥臭く頑張る方が向いているので観る側でいたいです(笑)」
＜取材・文／鈴木風香＞
【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:＠yuyz.mama
