さあ、今年も夏がやってまいりました。旅行やキャンプ、夏フェスなどお出かけが増えるこの時期、きっと写真を撮る機会も多いはず。息を呑むような美しい絶景、青空の下で食べたかき氷、友だちのはじける笑顔などシャッターチャンスはたくさん!
でも、「カメラを使いこなせない」「写真をうまく撮れない」「いつも同じような写真になってしまう」という悩みを持っている方も多いのでは?実はいくつかコツを知っているだけで、写真をおしゃれにかわいく撮れるようになるんです。写真を上手に撮れたら、お出かけがもっと楽しくなるはず。
そこで今回は写真初心者さん必見!この夏、誰でも・すぐに使いこなせる写真撮影のコツをご紹介します。
【Lesson1:食べものをおいしそうに撮る】
夏の楽しみといえば、おいしい食べもの。海沿いのテラスでいただく朝ごはん、フォトジェニックなアイスクリームなど、しっかり写真に残しておきたい!食べものをとびっきりおいしそうに撮るためにはどんなコツが必要なのでしょう。
①明るい場所で撮ろう
カフェなどでやわらかな雰囲気の食べもの写真を撮りたい時は、できるだけ明るい場所で撮影するのがマストです。お店の中であれば光が入る窓際の席に座るよう心がけましょう。テラスがあればテラス席で、テイクアウトして外で撮影するのも楽しいですね。
太陽の光が入る明るい場所で撮るのがおすすめです。
写真撮影の時、お手ふきやごみなどは一旦よけておきましょう。
②手を活用しよう
誰でも簡単にできる撮影テクニックが「手」を活用すること。手で持って、手にのせて、手を添えて。手を入れることで、臨場感あふれる今っぽい写真になります。
ドリンクを持って、つまんで、のせて。どれもおしゃれ。ネイルもアクセントになります。
③ぎゅっと寄せて撮ろう
オシャレなドリンクやアイスクリームは、ぎゅっと寄せるだけで、フォトジェニック。ぜひみんなで一緒に撮りましょう。旅の思い出にもなります。
海を背景にカラフルなドリンク♪たった1枚で楽しさが伝わってきます。
【Lesson2:風景をわたしらしく撮る】
お出かけで心はずむ度No.1は、やっぱり美しい風景でしょう。どこまでも広がる真っ青な海と空、映画に出てきそうなこんもりとした森、散歩中に見つけた風情ある古民家など、撮影ポイントはたくさん。目に写る景色を、おしゃれに切り撮るコツをご紹介します。
①「いいな♪」を写そう
お出かけや旅行となるとつい壮大な絶景、観光名所と呼ばれる場所の写真ばかり撮ってしまい、気づいたらガイドブックに載っているような写真ばかり…ということも。そんなときは、自分の心が動いた瞬間にパシャッと撮ることを意識してみて。たとえ写るものがかっこ良くなくても、フォトジェニックじゃなくても、有名な場所でなくても、「いいな♪」と思ったら撮ってみる。すると、周りの人とは違う私らしい写真を撮ることができます。
「SHAVE ICE」のフォントがかわいくて撮ってみました。
カメラと海ってなんだか「いいな♪」と思って、パシャリ。雰囲気が分かる写真はあとで振り返ったとき、「このとき、◯◯だったな〜」と思い出すきっかけにも。
②撮る前に水平・垂直を意識しよう
ここからはちょっと技術的なコツもご紹介。まずは風景撮影のコツ。それは撮る前に「写真の枠」と「被写体の横・縦のライン」が水平・垂直になるよう意識すること。気をつけるだけで写真に安定感が生まれ、グッと本格的に見えます。
写真の枠と建物の横・縦のラインが水平・垂直です。カメラの機能にグリッドを表示させる機能があるものもあるので、表示させるとわかりやすいですよ。
【Lesson3:友だちを楽しくかわいく撮る】
旅先で友だちが見せたとびっきりの笑顔や、楽しかった空気感を写真に残したい!でも人を撮るってなんだかドキドキしてしまって、結局、人が写っている写真がほとんどない…。そんな経験はありませんか? コツをつかめば、自然な表情を写真に残すことができますよ〜!
①話しながら撮ろう
「はい笑って〜!ハイ・チーズ!」これ、実は撮影のNGパターンです。誰だってカメラを向けられて「今から写真撮るよ」と言われたら顔は固まります。また、いつも同じ笑顔&ピース写真になってしまった!なんていうことも。
おすすめは、話しながら連写すること。他愛もないことを話しながらパシャパシャ撮りまくりましょう。会話の途中にふと見せるリラックスした表情をおさえられるとうれしい!
「この旅で一番楽しかったことは何?」そんな会話から自然な表情を引き出します。
②花や緑を見つけたら立ってもらおう
一面に広がるひまわり畑、咲き乱れるハイビスカス、生い茂るグリーンを見つけたらそこはフォトスポット。立ってもらうだけでフォトジェニックな写真になります。
なんだか沖縄にいるみたい?
③オリジナルな集合写真を撮ろう
集合写真を撮るとき、ピースサインは卒業しませんか?例えば、タイミングを合わせてジャンプしたり、顔をぎゅーっと寄せたり、みんなで寝転んで上から撮ってみたり、アドリブをきかせると思い出に残る一枚になります。事前に「集合写真 おしゃれ」など撮影イメージを検索しておくのも◎。
カメラ選びも楽しさのひとつ
スマホで気軽に撮るのもいいけれど、いつもとちょっと違う思い出を残したいなら、カメラ選びもこだわってみては?ちなみに今っぽいおしゃれな写真を撮りたい人には、写ルンですがアツい!フィルムカメラだから撮り直しはNG。だからこそ「1枚1枚丁寧に撮ろう」と思えますし、フィルムらしい味わい深い写真がたまりません。あえてチェキを持っていくのも、旅先でのコミュニケーションにつながって楽しいかも。
「良い写真かも…!」と思える写真が撮れたら、SNSに投稿したり、誰かに送ったり、写真屋でプリントしたりして、その楽しさやワクワク感を周りの人に共有してみましょう。きっとあのとき感じた気持ちを思い起こせて、楽しさも倍増するはずです。「いいね!」の輪が広がるのって素直にとってもうれしいんですよ。
今回ご紹介した撮影のコツは、どれもすぐ使える簡単なものばかり。ぜひ、お出かけ先で使いこなしてみてくださいね〜!
■協力
Pacific DRIVE-IN(パシフィックドライブイン)
住所:神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2-1-12(地図)
TEL:0467-32-9777
営業時間:8:00〜20:00
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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