年収から時給額を計算すると、自分の仕事内容が給料に見合った仕事なのかということが分かりやすくなります。時間単位でお金に向き合うことで、働き方や時間の使い方を見直すきっかけになりますよ。
年収400万円なら約2,000円!自分の時給はいくらか計算してみよう
仮に1日8時間勤務・週休2日の場合、1週間の労働時間は40時間になります。年間の総労働時間は40時間×52週=2,080時間となり、年間10日程度の有給休暇を取得する場合、約2,000時間が総労働時間と言えます。
年収400万円の会社員の場合、400万÷2,000時間=2,000円が時給額です。このように年収÷年間の総労働時間を計算することで、簡単に自給額を出すことができます。
付き合いやサービス残業は低時給に直結!通勤時間にも注目
前述のように自分の時給額を知り、意識することで「この1時間の仕事は、時給以上の価値が果たしてあるのだろうか?」と自分なりに判断することができます。無駄なことに時間をかけていないか、時間の使い方を見直すきっかけにもなるでしょう。
例えば、給料が発生しない飲み会などの付き合いやサービス残業は、時給を下げることに直結してしまいます。また、毎日の通勤時間が1時間かかる人は、往復で2時間もの間、無給で過ごすことになります。時給が2,000円の場合、本来ならば2時間×2,000円=4,000円を稼ぎ出せる時間であるにもかかわらず、何もできないのは残念なことなのかもしれません。