スポンジや布巾の衛生管理も意識します

食器洗いに使うスポンジやふきんの衛生管理も、食中毒防止に役立ちます。

それぞれの衛生管理方法を順番に見ておきましょう。

スポンジの衛生管理

食器洗いが終わるごとに除菌用洗剤などをふくませてお手入れしましょう。洗った後は、水気をしぼって日当りの良い場所に置き、乾燥させます。

完璧に乾いた状態にならないと除菌完了とは言えないため、3個くらいを用意してローテーションで活用しましょう。

紫外線にあてるだけでも天然由来の除菌作用が期待されますので、天日干しで乾燥をおすすめします。キッチンの小窓の近くなど、風通しがよくて日光があたりやすいところに干して、衛生管理を意識しましょう。

ふきんの衛生管理

週に1~2回を目安として、煮沸消毒もしくは塩素系漂白剤を行いましょう。煮沸消毒は、鍋でわかした熱湯にふきんを入れて約1分間ぐつぐつ煮て冷ますだけの除菌です。

ふきんを入れた後も火を止めないで、加熱を続けることにより効果的に除菌できます。塩素系漂白剤を使う場合は、水1Lに対して漂白剤6cc程度を混ぜて浸します。

スポンジ同様に紫外線にあてることで除菌効果があがるため、日当りの良い場所に吊るして乾かしてください。

(まとめ)衛生面に配慮した食器洗い方法とは?

1.食事後すぐの食器洗いが衛生管理のコツです
食器洗いで意識したいポイントは、つけ置きしないでなるべく早く洗うことです。ボウルに水を張った状態で食器を入れると細菌の温床になりやすいため、衛生管理を重視する方には不向きでしょう。

2.長期間のつけ置きで細菌が繁殖します
具体的には、1時間以内を目安に食器洗いをすませると衛生的です。寝る前につけ置きして翌朝洗う方法では細菌が繁殖しやすい状態になるため、放置時間が長くなるほど食中毒リスクが高まります。

3.除菌洗剤を過信するのはリスクです
除菌用洗剤は原液のまま浸すことを前提に作られた商品なので、つけ置きに活用したとしても完璧な除菌効果は得られません。つけ置きには不向きという記載がある洗剤なら余計にスピード感を重視しましょう。

4.スポンジや布巾の衛生管理も意識します
食器洗いのタイミング同様に意識したいのが、スポンジやふきんなどの衛生面です。キッチンアイテムに合わせた除菌の工夫を日々意識していくことにより、食中毒リスクを軽減できます。

提供・Kajily

【こちらの記事も読まれています】
網戸掃除は実はとっても簡単!特別な洗剤や道具がいらない方法とは
新生児のしゃっくりが止まらない!原因と止め方は?
大掃除チェックリストの作り方(テンプレート付き)
出産後(産褥期)の掃除や家事はすぐ始めちゃダメ?
【妊娠初期の症状チェック】いま気をつけるべきことは?