忙しい私たちは常にたくさんのモノを抱え込みがち。ゆとりある暮らしを実現するには、足りないものを手に入れるのではなく抱えすぎていることを捨てる・止めることが大切。

♯それ、あなたに今、必要なコト・モノ?

あなたは、自分にとって必要なコト・モノを日々選択して選んでいますか?誰かとの予定、やらなくてはいけない仕事、欲しいモノ……。人は欲を持つ限り、何かを満たそうとつい多くのものを抱え込んでしまいます。しかし、不思議なもので多くのモノを抱え込もうとすればするほど、満たされない気持ちになっていくような感覚を覚えませんか?本当に必要なものだけを見極め、シンプルに止める・捨てるを習慣化させる方が実はとっても純度の高いライフスタイルが送れるのかもしれません。そこで今回は、私たちがついやってしまいがちな、止めると良い習慣をご紹介します。

♯買い物をやめてみる

私は仕事柄、よく服を購入します。撮影が続く場合は、毎月、大量に服を購入したり、借りたりするので意識しないと服に対する欲求感覚がズレてしまうんですよね。本当は手持ちのクローゼットでワンシーズン着回せるほど持っているのに、どうしても『まだ服が足りない』という気持ちになってしまいます。また、旬な洋服に取り囲まれている環境にいると、そのアイテムを持っていないということがストレスになってしまいがちに。

こういうときは「なぜその服を買う必要があるの?」といざ洋服を購入する前に自分に問いかけると少し冷静になって衝動買いの欲がおさまります。さらに、つけ加えて「その服はどこを探しても絶対に手に入らないもの?それを今買わないとものすごく後悔する?」と洋服を前に自分と対話を習慣にしています。すると、「まいっか。ここじゃなくても似た服はありそう」とすんなり買いたい欲が落ち着くのですね。反対に「これはどこを探しても、今、ここでしか手に入らない!」と強く思えた服は、本当に愛着を持って何年も着続けることができる。こうした自問自答をすることによって、自分にとって本当に良い服を見極められるので、ぜひモノを買いすぎな方は取り入れてみてくださいね。

買いすぎることを止めると、手にしているモノを大切にする気持ちが高まって、日々の暮らしがより満たされていきますよ。

♯SNSをやめてみる

SNSが情報源となっている昨今。SNSをやめる若者も増えていますよね。とくに女性はSNSをやめたくなる気持ちがなんとなく分かるのではないでしょうか。日々、友人の華々しい活躍や嬉しい報告が自然と目に入り、自分と人を比べて劣等感を感じやすいツールにもなっています。

私も素晴らしい友人の活躍が嬉しく思う反面で、彼女たちのようになりたいのに、なれていない自分にイラ立ちを覚えることがありました。それだけでなく、24時間、友人や職場の人と繋がれる環境があるというのもけっこうなストレス。「今、こんな投稿したら仕事してないって思われるかな?」や「〇〇さんとのやり取りを××さんに見られるのはなんとなく気まずい…」みたいな人間関係のしがらみなども全てクリアになってしまうので、ある意味完全プライベートな空間がない感覚に陥ります。

個人的に『SNSはしがらみを感じない程度に楽しくやる』がSNSの本分だと思っています。ストレスだなと感じたときは思い切って、投稿頻度を下げてみたり、レスの速度を遅くしてみるのも良いかもしれません。あなたの心が誰かに振り回されていると感じないことが大切。