生活の中で毎日必ず必要といってもいい家事の1つ「料理」。「今晩のおかずは何にしようかな?」、「冷蔵庫の中の食材を上手に使い切らないと……」と日々献立で悩んでいませんか? 特に共働きの家庭では、買い物や料理する時間そのものがかなり制限されてしまいますよね。そんな忙しい家庭でも工夫をすれば時短料理につなげられますよ。
時短料理の定番「冷凍食品」の活用法
時短料理といえば、「冷凍食品」の活用は欠かせません。最近の冷凍食品は味も良く、ちょっとしたアレンジだけで手間ひまかけたような一品に仕上げることも可能です。もともと味が付いているものは味付けで失敗することもなく、火が通っているものを使えば加熱時間も短縮できますね。
「冷凍食品」のアレンジでメインおかず
メインおかずとして使いたい冷凍食品は、から揚げやハンバーグなどの肉系を。お肉で満腹感も得られ、子どもたちにも喜ばれるでしょう。
冷凍食品のから揚げを使ったアレンジメニューとしては、親子丼やチキン南蛮などがおすすめです。親子丼は、冷凍食品のから揚げを薄切り玉ねぎと一緒にめんつゆで煮込み、卵でとじるだけ。チキン南蛮は、つけつゆをポン酢にすればタルタルソースを作るだけで済みますよ。
また、冷凍食品のハンバーグを温めて、野菜や目玉焼きと一緒にご飯に乗せればロコモコ丼、そのままデミグラスソースで煮込めば時間をかけずに煮込みハンバーグが楽しめます。
「冷凍食品」でご飯ものアレンジ
一品で満足できるご飯ものは、帰宅の遅くなった夜の食事や、のんびり過ごしたい休日のブランチにもピッタリです。保存がきく冷凍食品を使うことで、新たに買い物に行かずに休日を過ごせますね。
冷凍食品のエビピラフを使えば、手軽にオムライスやドリアの中身が作れます。
また、中華チャーハンを煮込んで、中華おじやもおいしくいただけますよ。
ご飯を炊いたら、冷凍食品のきんぴらごぼうとひじき煮と酢で和えて、ちらし寿司もできます。
ついでの作り置きなら「常備菜」
共働きで忙しい家庭では、ついでに作れる作り置き「常備菜」も大切な食卓の戦力となります。そのままでも使えるものや、料理の材料としても使えるものなど、それぞれ用意しておくと、食事の準備が格段に短くなるはずです。
食材など買い物をした休日に作っておけば、その日以降数日間は、忙しい朝や夕食の準備が楽になりますよ。また、たくさん買っても数種類作ることもできるため、共働き世帯には難しいとされる食費のコストダウンもできるでしょう。
おすすめ「常備菜」活用法
常備菜として役立ち、コストダウンにもつなげられるのは、野菜を使ったおかずや下ごしらえです。
たとえば、キャベツが普段より安かった日には、惜しまず丸ごと買ってきて、その日のうちに数品のおかずや料理の材料に変身させておきます。一部は、当日の炒め物やサラダに使い、残りは翌日のメインおかずの付け合せ用に、千切りや塩もみして簡単な漬物に使えます。
ほうれん草や小松菜などは、茹でた後に冷凍してもおいしく保存できます。多めの量を茹でたら、当日はおひたしに、冷凍保存しておいて後日卵焼きの彩りや炒め物などに使えます。