「ジャパン・メディカル・カンパニー」が開発した、赤ちゃんの“頭のゆがみ”を計測するアプリ「赤ちゃん頭のかたち測定」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞した。
赤ちゃんの頭のかたち測定
「ジャパン・メディカル・カンパニー」によると、赤ちゃんの“頭のゆがみ”で悩んでいる家族は非常に多く、特に病的変形の歪みには早期治療を必要とするケースもある。しかし、日本では「“頭のゆがみ”=疾病」という認識が、生活者はもちろん医療の現場にも未だ充分に普及していないという。
同アプリは「“頭のゆがみ”は、専門医に早期相談」という新常識を啓発するために開発された。誰でも簡単に使える操作性、専門医の全面監修による信頼性、“頭のゆがみ”度がひと目でわかる可視性が同アプリの特徴。さらに専門機関への相談につなげる動線設計や診察時にも役立つ内容となっている。
2020年7月に提供開始した同アプリは、アプリを利用した人のクチコミなどを中心に、徐々にダウンロード数を伸ばし、累計12万ダウンロードを超えている。
アプリのUI、操作性、シンプルな導線設計が高評価
「赤ちゃんの頭のかたち測定」は、今回の「2022年度グッドデザイン賞」において、アプリのUIと操作性、そして専門機関への相談というシンプルな導線設計が高く評価された。
また、同社は、今回の受賞を契機にさらなる「赤ちゃんの頭のかたち測定」の認知拡大を図るとともに、日本・アジアにおける頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでいくという。「2022年度グッドデザイン賞」を受賞した「赤ちゃんの頭のかたち測定」は、「App Store」「Google Play」にて無料でダウンロードできる。
なお、同アプリは医療機器ではなく、いかなる種類の代わりとなるものではない。“頭のゆがみ”に関する医学的な質問については、かかりつけの医師または専門医に相談を。
赤ちゃんの居る人は、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞した「赤ちゃんの頭のかたち測定」を試してみては。
■赤ちゃんの頭のかたち測定
価格:無料
※App Store は Apple Inc. のサービスマークです。
※Android 、Google Play は、Google LLC. の商標です。
(角谷良平)