家事代行サービスの利用に満足している人は「業者」「使いどころ」を見極めています。口コミから見えるリアルな意見から、家事代行サービスを上手く使える人と失敗してしまう人の違いが明らかに!
また上手に使うためにも家事代行サービスのメリット・デメリットなどおさらいしておきましょう!

家事代行サービスとは

近年「家事代行サービス」という言葉をよく耳にすると思います。
家事代行とは、家庭で発生する「家事」をプロのスタッフが代わりにやってくれるサービスです。掃除や料理など、今まで主婦が中心にやってきた仕事をプロが行ないます。

豆知識 
「家事代行」・「ハウスクリーニング」・「家政婦」の違い

  • 家事代行
    日常的に発生する家事を、家事のプロが幅広く代わりに行います。ごはんの下準備や洗い物、洗濯がメインの業務です。さまざまな家事を柔軟に依頼できます。

  • ハウスクリーニング
    掃除専門の機材や技術によって、一般的な掃除では落としきれないような汚れをプロが掃除するサービスです。エアコンや浴室のクリーニングなど、集中的に依頼できます。

  • 家政婦
    家政婦に家事を依頼します。家事代行との大きな違いは、利用者が直接家政婦と雇用を結ぶという点です。

家事代行サービスのよくある質問4つを紹介

家事代行サービスについて、よくある質問を4つ紹介します。
Q.「スタッフはどんな人が来ますか?」
A.家事代行で訪問するスタッフは、各社の研修やマニュアルなど厳しい基準を満たした、経験豊富なプロのスタッフです。家事のスキルはもちろん、幅広い年齢層のスタッフが対応します。毎回違うスタッフでは不安という場合は、同じスタッフが担当するプランを用意しているところもあるので、サービス内容を確認してみましょう。

Q.「すごく汚れていますが大丈夫ですか?」
A.問題ありません。家事代行を依頼する場合、普段より綺麗にしなければと考えてしまいがちです。しかし、そもそも家事代行のメリットとは、手が回らないところを手助けしてもらうことにあります。あらかじめ優先順位を決めておくことで、スタッフへの指示も出しやすくなり、限られた時間内で可能な限り要望に沿った対応をしてもらえるでしょう。

Q.「お金持ちの人が使うイメージがある」
そんなことはありません。ちょっとした家事からしっかりとした掃除まで、家事代行の活用方法は様々です。家事から少し解放されたいときや、自分の時間が欲しいときにも利用できます。子育てや仕事で忙しい家庭、お年寄り、専業主婦など、色々な人が家事代行を利用しています。効率アップを図るため、プロのノウハウを学びたい人にもおすすめです。

Q.ペットがいてもお願いできますか?
A.室内でペットを飼っていても問題ありません。サービス業者によってはペットシッターを頼めるところもあります。しかし、希少・特殊な動物を飼っている場合はサービスが受けられないこともあるため、依頼をする際に確認しておきましょう。また、スタッフにアレルギーがあるケースもあるため、そちらも事前の確認が必要です。

家事代行サービス体験者の口コミから見えてくるホンネ ~良かった面~

「アイロンがけや草むしりまで頼めるので時間と気持ちに余裕ができ、ほっと一息つく時間が持てるようになったおかげで主人との喧嘩も減りました。」

「我が家も夫婦共働きで帰宅が遅いため家事代行をお願いしているんですが、すごく助かっています。家事代行さんをお願いしてからは週1回は部屋中がピカピカになるので本当に感謝しています。」

「最初は贅沢かなと思いましたが、我が家的には大成功でした。二人とも仕事が忙しく出張も多いので、休日に休めることは大切だし、なにより夫と過ごす時間・話す時間が増えました。」

引用元:ヤフー知恵袋

口コミで見た家事代行サービスの良い面まとめ

  • 時間ができた
    ・夫婦の関係が良くなった
    ・休日ゆっくり休めるようになった
    ・部屋がピカピカになった

家事代行サービスの口コミは8~9割方良いというのが見られました。便利で助かっていると回答している人の多くはやはり女性が多かったです。共働き夫婦の利用率が高い印象がありました。

家事代行サービス体験者の口コミから見えてくるホンネ ~マイナス面~

「1回2時間以上で1時間当たり3000~5000円ぐらいでしょうか。便利かどうかは利用者の考え方や担当者との相性によると思います。」

「昨今は、個人契約で家事代行をしてもらったりする人もいるようですが(会社よりも安いので)、これが一番危険です。トラブルになりやすいです。」

引用元:ヤフー知恵袋

口コミで見た家事代行サービスのマイナス面まとめ

  • 利用者の考え方次第では利用料が高く感じる
    ・担当者との相性が合わない場合がある
    ・個人契約はトラブルの危険性がある

利用料金は、人によっては高く感じてしまう場合もあるみたいですね。業者によっては「担当者のスキルに差がある」、「相性が合わなかった」という意見がみられました。事前にあなたが思うサービス内容と実際の内容・品質の擦り合わせは必須のようです。

他にも個人契約は、器物破損や貴重品紛トラブルの可能性があるという声も。信頼できる業者を見つけることが大切です。

体験者の口コミから見える使い方のコツは「見極め」ができているか

家事代行サービス体験者の口コミを見てわかる大きなポイントは2つ

  • 満足している人は「業者」を見極めている
    ・満足している人は「使いどころ」を見極めている

「業者」「使いどころ」の見極めは、家事代行の依頼が未経験では難しいかもしれません。ある程度依頼をしてみて、徐々に上手な使いどころが理解できます。

具体的なコツの例を挙げると以下のような内容です。

  • 具体的な指示をメモに残しておく
    ・自分でやる部分と依頼する部分をしっかり分けておく
    ・マストでやって欲しい所、余力があればお願いするところを事前に分けておく
    ・こだわりがある所はより具体的に指示を出す

こういったコツは最初の内は実践できなくても、1~2回利用してみれば、「使いどころ」がわかるようになってきます。そのため、いきなり業者と契約をしてしまう前に、まずは「お試しプラン」を利用してみるのがおすすめです。
お試しプランで、上手な利用法を理解して、2つのポイントである「業者」「使いどころ」を見極めましょう!

家事代行を選ぶときのポイントは?

家事代行サービスを選ぶときにチェックすべきポイントのひとつは、家事代行として実績のある運営会社かどうかです。実績があるということは、多くの利用者のためにサービスを充実させていて、その体制が整っているということになります。立ち上げたばかりの会社で、スタッフも慣れていない場合と比べると、実績のある会社の方が安心感もありますよね。

チェックすべきもうひとつのポイントは、家事代行サービス認証取得企業かどうかです。家事代行サービス認証とは、経済産業省は日本規格協会などに委託して創設した第三者認証サービスです。この認証を取得するには、1年以上の実績が必要で、家事の品質や安全面、サービスにおいて高い基準を満たす必要があります。第三者から認められた家事代行サービスを提供しているということなので、信頼度は高くなるでしょう。

また、損害賠償保険が用意されている会社であれば、万が一、自宅の家具などが壊れても弁償してもらえるので安心です。以上の3点は必ずチェックしておきましょう。

家事代行を依頼する家庭が増えている背景
女性の社会進出が増え続けている現代では、共働き夫婦の家庭も少なくありません。毎日忙しく働いていると、家事と仕事の両立が難しくなり、自分の時間もなかなか持てないことが多いです。家事の分担に関しては、「家事は女性がするもの」というイメージが根強く残っていることもあり、共働きであっても女性のワンオペ状態になってしまっていることもあります。

平成28年度の「社会生活基本調査」によると、一週間の家事に関する平均時間は、男性が約45分・女性が約3.28時間という結果が出ています。家事代行の利用が増えている背景としては、こうした社会環境や生活スタイルの変化により、家事の負担を軽減したい人が増え続けているのではないでしょうか。

家事代行サービスは年々増え続けている
タウンページデータベースによると、2006年には205件だった登録件数は、2014年には倍以上の629件が登録されています。2014年の時点で最も登録件数が多いのは滋賀県であり、都心に近い東京や埼玉、福岡、京都の登録件数は11~40位という結果でした。家事代行サービスを行う企業は今も増え続けており、多くの中からいかに相性の良い企業を選ぶかが重要といえるでしょう。