あなたは親や兄弟、親戚と縁を切りたいと思ったことはありませんか?
今回はそんな「もう血縁を切りたい...」と思ってしまうようなエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

ローンを肩代わりさせようとする父親

私が20歳くらいの時、父が分譲一戸建てを購入しました。

その際、父が住宅ローンを組んだのですが、それまでは私にとっては祖父母、父からすれば両親との同居暮らしをしており、父は賃貸で暮らすことも経験したことがなく、生活に関わるお金の全てを父自身の給料で支払うことが初めてでした。

これから始まるローンの支払いについての不安、新築一戸建てを買った喜びが混じった感情を抱えていただけだったのかもしれませんが、ある日、私や妹に向かって、「もし俺がこの家の住宅ローンを支払うことができなくなったら、お前たちに支払ってもらう。お前たちは、家賃を支払わずに俺の家に住むわけだから、支払う義務がある。俺だけでは支払い切れないかもしれない金額だし、お前たちもこれからここに住むから数百万くらいなら社会人になれば簡単に支払えるだろう。」というようなことを言い始めました。