八王子で人気のコーヒー専門店「パペルブルグ」。一部の廃墟好きの間では「廃墟カフェ」としても話題で、その世界観と美味しいコーヒーを求めて多くの人が訪れます。今回は、外観はもちろんのこと、店内の雰囲気もとにかくすごい「パペルブルグ」についてご紹介していきます。
パペルブルグとは?
パペルブルグは、東京都八王子市鑓水(やりみず)にあるコーヒー専門店です。
1991年にオープンしたとは思えないその外観から、一部の廃墟好きの間では「廃墟カフェ」とも囁かれていて、その雰囲気を堪能しようと訪れる人が後を絶ちません。
ドイツ語でパペルはポプラの木、ブルグはお城や館を意味していいて、お店本来のモチーフは中世南ドイツの騎士の館とのこと。
館内外共に描かれた見事な壁画や店内の装飾品など、芸術作品の数々を楽しみに訪れる方もいれば、純粋に美味しいコーヒーを求めて訪れるお客さん、写真撮影を楽しみに訪れる方など、幅広いファンを持つ人気のお店です。
廃墟カフェとしても話題!パぺルブルグに行こう
では、さっそく廃墟カフェとしても話題のパペルブルグに行ってみましょう!
年季を感じさせるその外観から、「本当に営業しているのかな?」と少し不安になりますが、店頭前と横にある駐車場にはたくさんの車が停まっています。
エントランスもこの雰囲気です!
なんともいい具合に草に覆いつくされています。横の像も雰囲気があり、中世の館に迷い込んだかのような心境になり、入店前からその世界観にのみこまれていきます。
ドキドキとワクワクの両方を感じながら、店内へと続く木の扉を開けてみましょう!
外観に負けず劣らず!店内の雰囲気も半端ない!
ドキドキしながら扉を開けてみると、外観に負けず劣らずの世界観が広がる店内が飛び込んできます!
まず目を奪われるのは壁一面に描かれた壁画。グリム童話の『命の水』が忠実に描かれていて、本格的なフレスコ画技法が用いられています。
物語は外壁から始まり、内部へと続き、吹き抜けの正面がクライマックスシーンです。
壁画を含め、梁や柱に施された彫刻や彫金、鍛鉄、タペストリー、ステンドグラスなどは多摩美術大学の先生による作品とのことで、どれも本格的!
他にも、壁に飾られた鹿の剥製や、中央に置かれた1948年製のスタンウェイ&サンズのグランドピアノなど、じっくりと見れば見るほど、その世界観にのみこまれていきます。
こだわりのコーヒーやお料理を楽しもう!
コーヒー専門店のパペルブルグには、コーヒーを中心にこだわりが感じられるメニューが種類豊富に用意されています。
独特な自家焙煎方法と秘伝のジャーマンローストを用いて淹れられたコーヒーや、紅茶やチャイ、ハーブティーなど、その日の気分や好みに合わせてチョイスできます。