過去の校内暴力疑惑が浮上し、活動自粛を余儀なくされていた女優のパク・ヘスが、約1年8カ月ぶりに公の場に登場する。これを機に、俳優業へ本格復帰を果たすものと見られるが、果たして。


パク・ヘスが、釜山国際映画祭(以下、BIFF)に登場することが判明し、耳目を集めた。

約2年振りに公の場に立つパク・ヘス

彼女の所属事務所である、スタジオサンタクロースエンターテインメント(以下、スタジオサンタクロース)の関係者は、10月6日に韓国メディアTOPSTARとの電話取材で「パク・ヘスが釜山国際映画祭に参加することは確かだ」と明かす。

これに先立ち、韓国メディアのOSENは「パク・ヘスがBIFFの『韓国映画の今日-ビジョン』部門に招待され、映画『あなたと私』の公式行事に出席する」と単独で報じていた。

パク・ヘスは、2021年2月に彼女の中学時代の同級生だと名乗るA氏から、オンラインコミュニティーに「過去に彼女から暴力を振るわれた」という一文を投稿され、議論へと発展。

A氏のこの暴露以外にも、パク・ヘスが卒業した中学校の被害者などが登場し、学生時代にやはり「暴力を受けた」と主張した。

スタジオサンタクロースは「パク・ヘスを悪意的に誹謗中傷するための、虚偽事実であることが判明した」と言い、法的対応を取ると公式に発表したが、パク・ヘスの校内暴力疑惑が浮上すると、主演ドラマ『Dear.M』の放送が無期限延期されるという事態に(その後、2022年6月より放送された)。

当時、一連の疑惑に追加で暴露文が継続的に投稿される中、一番最初に被害を訴えていたA氏は「追加コメントを通して、パク・ヘスではないとはっきり明示したにもかかわらず、すでに世論は(意に反した)方向へと傾いているので、さらに話が転調しているため、当初アップしたものは削除した」と伝えた。

しかし、A氏ではなく「パク・ヘスから暴言・暴力を受けた」という他の暴露コメントが書き込まれ、この作成者は中学校在学当時のパク・ヘスの写真を、証拠として添付。

以降、スタジオサンタクロースと被害者団体の真実攻防が勃発していた。

あれから1年8カ月--パク・ヘスはようやく公式的な場所に立つこととなった。

映画『あなたと私』は、高校の修学旅行前日に広まった女子高生たちの愛と友情を描いたハイティーン作品だ。

(TOPSTAR NEWS オ・ソリン記者/翻訳:Danmee編集部)