美容ライターの遠藤幸子です。コロナ禍で、第四次ともいわれる韓国コスメブームが到来。日本初上陸を果たした韓国コスメブランドがいくつかあり、SNSを中心に注目を集めています。
韓国コスメの魅力は、なんといってもお求めやすい価格でありながら、満足度の高いクオリティーであるという点があげられます。また、パッケージの可愛らしさも、その人気を後押ししています。
今回は、韓国コスメらしいコスパの良さとパッケージの可愛らしさが魅力の『Kaja(カジャ)』のアイシャドウ「ビューティーベントー」2,640円(税込)に注目。30歳以降の女性でも使いやすい商品なのか、検証しながらご紹介します。
◆『Kaja(カジャ)』ってどんなブランド?
『Kaja(カジャ)』は、アメリカで人気のコスメ専門店『Sephora(セフォラ)』と、韓国のコスメブランド『Memebox(ミミボックス)』が共同開発したメイクブランド。2021年9月に日本に上陸しました。
斬新で可愛らしいデザインと、豊富なカラーバリエーションで自分に似合う商品を見つけやすく、海外の有名美容インフルエンサーの間でも注目されていました。
商品自体も非常にユニークで、ハート型のスポンジでチークをスタンプするように塗る「チーキースタンプ」や、ハート型を繰り出して使うリップカラーの「ハートメルター」など、毎日のメイクが楽しくなるようなラインナップになっています。
◆アイシャドウ「カジャ ビューティーベントー」がユニークで可愛い!
そんな『 Kaja(カジャ)』の「ビューティーベントー」は、日本のお弁当からインスパイアされた3段容器を採用したアイシャドウ。手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズで、1色ずつ蓋をパカッと開けて使う仕組みになっています。
◆「01 ローズウォーター」は大人可愛いカラー
「カジャ ビューティーベントー」は、6色展開。その中で、最も大人可愛い雰囲気に仕上がる「01 ローズウォーター」を筆者は愛用しています。
ちなみに、3段の容器には上から順に、ベースカラー、アクセントカラー、ダークカラー(締め色)が収納されていて、上部の蓋にはミラーが付いています。
早速スウォッチを披露します!
スウォッチの上から順に、ハイライトカラー、アクセントカラー、ダークカラーです。
色そのものは非常に肌なじみのいいカラーですが、3色すべてにラメが含まれているので、見た目よりも華やかな仕上がりになります。粉質は比較的しっとりとしています。
◆実際にメイクして、大人女子でも使いやすいか検証!
【メイクの方法】
はじめに、ラメがやや飛びやすいので、あらかじめアイシャドウベースを塗っておくことをおすすめします。そうすると密着性がより高まり、崩れにくくなります。
① アクセントカラーをアイホール全体に塗ります。この時チップで塗ってから指でなじませます。
② 下まぶたには別売りのスティックなど、密着性に優れたアイシャドウやアイライナーを塗るのがおすすめです。粒子の細かいパール入りのシャンパンベージュを使うと、目の下が明るくなり、目元に抜け感も与えることができます。
③ ダークカラーを細いチップに取り、ラインのように二重幅程度に細く入れます。そして、軽く上方向に向かって指でぼかし、なじませます。
④ 最後にベースカラーを少量チップに取り、アイホールの中央部分にのみ少しずつ塗り重ねます。その理由はベースカラーのラメの煌めきが強いので、少量を部分的になじませたほうが大人向けの上品な仕上がりになるからです。
ぜひひとつのメイク例として参考にしていただけますと幸いです。
『Kaja(カジャ)』のアイシャドウ「ビューティーベントー 01 ローズウォーター」2,640円(税込)は、パッケージがユニークで、メイクするのが楽しくなります。
また、肌なじみがいいので、30歳以降の女性でも使いやすいです。ラメの煌めきで華やかな仕上がりにもなり、メイクの幅が広がるのも嬉しいところ。
ただし、ややラメが飛びやすいためアイシャドウベースを先に仕込み、ブラシよりもチップを使ってメイクするのがおすすめです。
<文・写真/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en