涼しくなってくるとパーカーの出番が増えてきますが、洗濯物を取り込む際に「フード裏がまだ湿ってる!!!」とモヤッとした経験はないでしょうか。

 秋冬になるにつれ洗濯物の乾きが悪くなり、フード裏や、ハイネックの首元など生地が重なっている部分はとても乾きにくく、ストレスを感じます。

「パーカーのフード裏が乾かない問題」をたった110円で解消!
 専用の商品を目にしても購入を見送ってきたのですが、ダイソーの「フード&ハイネックハンガー」を使ってみて「もっと早く買うべきだった!」と便利さに感動しました。

◆普通のハンガーと組み合わせて使う

「フード&ハイネックハンガー」(税込110円)
 ダイソーで販売されている「フード&ハイネックハンガー」(税込110円)は、ハンガーのアーム部分にフードをかぶせたり、ハイネックの首元をクリップに挟むことで、圧倒的に乾きやすくしてくれる便利商品です。3箇所のフックで子供サイズから大人サイズの衣類まで対応でき、手持ちのハンガーと組み合せて使うようになっています。

◆パーカーを干してみた!

 袋から出すと「フード&ハイネックハンガー」の下部のアームが折りたたまれた状態なので、アームを「カチッ」と音が鳴るまで後ろ側に立ち上げます。

アームを後ろ側に立ち上げる
アームを後ろ側に立ち上げる
 普段通りハンガーにパーカーを掛けて、フック部分に「フード&ハイネックハンガー」を引っ掛けます。フックが3つあるので、フックの位置を変えれば、衣類のサイズを問わず使用できるのが嬉しいです。

ハンガー同士を引っ掛けて使う
ハンガー同士を引っ掛けて使う
 最初に立ち上げたアームにフードをかぶせて干すことで、フード裏の通気性がよくなり、まるで人がフードをかぶっているようなシルエットで干すことができます。

フード裏までしっかり乾かせる
フード裏までしっかり乾かせる
◆「フード&ハイネックハンガー」ありなしを比較して驚き

 実際に同じパーカーを2枚用意して、「フード&ハイネックハンガー」を使用したパーカーと、ハンガーにそのまま掛けて干したパーカーの乾き具合を比較してみました。

「フード&ハイネックハンガー」アリとナシを比較してみた
 2時間半後に洗濯物を確認すると、「フード&ハイネックハンガー」ありの方はフード裏も含め全体的にしっかり乾いていました。

 そのまま干した方は、全体的には乾いていても、フード裏だけかなり湿っており、完全にフード裏が乾くまでは干してから5時間もかかってしまいました。

 長時間湿った状態が続くことで、菌が繁殖し生乾き臭の原因にもなるので「フード&ハイネックハンガー」を使用して、できるだけ短時間でしっかり乾かしたほうがよさそうです。

◆ハイネックはクリップの挟むだけ、よく乾く!

 ハイネックもパーカーのフード同様、生地が重なっている部分が乾きにくいですよね。

 ハイネックの場合、アームは立ち上げずにサイドのクリップ部分にネックを挟みます。ハイネックの長さによってハンガーを掛けるフック位置を調節してくださいね。

サイドのクリップに首元を挟む
サイドのクリップに首元を挟む
 ハイネックも普通のハンガーに干したものと比較すると、こちらも「フード&ハイネックハンガー」を使用した方が圧倒的に乾きやすくなりました。

生乾きのストレスから開放
生乾きのストレスから開放
 110円で日常のモヤモヤが解消されると思うと、かなりのコスパのよさを感じます。これから気温が下がってきて、フード裏やハイネック部分など1箇所だけが乾いていないストレスを感じることがないのはとても嬉しいですよね。大人サイズだけでなく子供サイズの衣類にも対応しているので、いくつか購入しておけば家族みんなの洗濯物にも使用できます。

<文/鈴木風香>

【鈴木風香】

フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama