光ってさまざまな種類があるもの。キラキラと輝く派手な電飾に、薄明かりや柔らかな光。現代では人工的に作られたイルミネーションが主流だけど、ロウソクの炎のような昔ながらの光の魅力も、今の子どもたちには知ってほしいところ。癒やしの灯りに囲まれてうっとりしたいなら、島根県・松江で開催される恒例のイベント「松江水燈路」に足を運んでみてはいかがでしょう?
まるで昔にタイムスリップしたかのような柔らかい灯りを楽しめる光の祭典「松江水燈路」が、3年ぶりに9月23日~10月16日までの土日祝日に開催。20回目を迎える今回も、国宝「松江城」と城下町が情緒溢れる豊かな光で照らされます。
訪れたら必ず体験してほしいのが、年に一度開催される「堀川遊覧船夜間運航」。松江城を囲むお堀を遊覧船で移動。お堀端に並ぶ行燈の光や塩見縄手のライトアップを見上げられるイベントの醍醐味なんです。
大手前乗船場からふれあい広場乗船場までを繋ぐ「水燈路特別コース(大人800円・小人400円)」は片道20分程度。ふれあい広場から乗ると「鎮守の森」のライトアップも楽しめるのでおすすめです。
築400年を超える「松江城」では、「松江城夜間登閣」を実施。全国に12ある天守閣のうち、唯一の正統天守と呼ばれる天守で特別な夜景を楽しめます。無数の灯籠が並ぶ眺めを堪能すれば、お城に住む城主気分になれちゃうかも?幻想的なライトアップで浮かび上がるお城の姿はもちろん、光溢れる城下町の様子もぜひ目に焼き付けてみて!登閣時間は18時から21時までです。
さらに9月24日には、「一夜かぎりのナイトミュージアム」として「松江歴史館」の展示室を無料開放。喫茶も20:00まで営業するので、ライトアップされた日本庭園を眺めながら、季節の和菓子とお抹茶で秋の夜をまったり…なんてぜいたくな時間も過ごせます。
地元のお店が手掛ける屋台「宵屋台・夜きつね縁日」では、松江のご当地グルメもしっかりと堪能!そのほか、ワークショップでブレスレットを作ったり、射的やスーパーボールすくいを楽しんだりと、子どもも大満足の体験がそろっていますよ。
周辺の観光施設もイベントに合わせて無料開放や夜間営業を実施するので、光の祭典と合わせて松江の町を散策するのも楽しそうですね。秋の家族旅行として訪れたら、昼も夜もたっぷり楽しめる大収穫の1日になりそう!ぜひ開催日に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
【スポット詳細】
名称:松江水燈路
場所:松江城・塩見縄手通り・松江堀川地ビール館(ふれあい広場)
住所:島根県松江市各地
アクセス:JR「松江駅」からシャトルバスで約30分(※ふれあい広場着)
開催期間:9月23日~10月16日(※土日祝日のみ開催)
開催時間:18:00~21:00
料金:基本無料、各施設によって異なる
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
提供・あそびのノート
【こちらの記事も読まれています】
>ご祝儀袋の選び方・書き方・包み方を解説!知っていると役立つマナー
>愛宕神社 東京23区最高峰の神社!?出世の石段を登って運気アップ!
>浅草 観光スポットおすすめ20選!雷門周辺や東京スカイツリーから人気体験まで
>テディベアの由来とは?おすすめのプレゼントや作り方もご紹介!
>茶道とは?知っておきたい作法や歴史、流派をご紹介