【妊娠中期】(16週〜27週)に行う検査♡
お腹も目立ち始める妊娠中期。5ヶ月〜7ヶ月をさし、少しずつ体も心も安定してくる頃。
少しずつ、食事管理にも気を使い始めたい時期でもあります。
この期間はどのような健診・検査を行うのでしょうか?
妊婦健診は2週間に1度
妊婦健診の頻度は上がり、2週間に1度となります。
- 尿検査
- 血液検査(血算・血糖検査を一度のみ)
- B群溶血性レンザ球菌検査(一度のみ)
- 経腹エコー
→妊娠24週を過ぎたあたりから、赤ちゃんの表情まで見れたりも・・・♡ - 体重測定や腹囲、子宮底長の測定
妊婦糖尿病や、貧血など、お医者さんから食生活のアドバイスをもらいやすい時期でもあります。
耳慣れない“B群溶血性レンザ球菌検査”は、赤ちゃんへの産道感染を防ぐための検査です。
膣口や肛門を綿棒などでこすりとり、検査を行います。B群溶血性レンザ球菌は、母体には影響がないのですが、生まれてきたばかりの赤ちゃんにとっては刺激が強く、あぶないものであるため検査を行い、陽性であった場合には赤ちゃんに感染しないように予防しながらの出産となります。
胎児スクリーニング検査を行うなら19週~24週がベスト◎
通常の超音波検査よりも、もっと精密に胎児の状態を調べられるのが「胎児スクリーニング検査」。 これは赤ちゃんの形態異常や、外見・構造上の異常を精密にみるための検査で、“出生前検査”のひとつとされています。
この検査は、妊婦さんやご家族が希望すれば受けられる検査で、自費診療となります。(前述の補助券も使用できません)。
超音波検査を通して異常が見つかり、それをさらに詳しく調べるために、この検査をすることもあります。 特殊な技術の必要な検査ですので、できる施設も限られているため、気になる方は通院している病院にあらかじめ聞いておくことがおすすめです◎
【妊娠後期】(28週〜41週頃)で行う検査♡
赤ちゃんに会えるまであと少しの妊娠後期。
8ヶ月〜10ヶ月にもなると、お腹もまんまるくなり、赤ちゃんの動きもたくさん感じられるようになる頃です。
妊婦健診は1週間に1度
妊娠後期になると、さらに妊婦健診の頻度は上がり、1週間に1回となります。 出産予定日を過ぎた場合には、1週間に2度以上の検査になることもあり、赤ちゃんを出産するための準備を着々と整えていく時期となります。
- 尿検査
- 血液検査
- 経腹エコー
- 体重測定や腹囲、子宮底長の測定
- ノンストレステスト
妊娠後期の検査内容の特徴としては「ノンストレステスト(NST)」が加わることです。
このテストは、横になった状態でお腹にセンサーをつけ、胎児の心音と子宮の収縮を検査するもの。30分〜40分と時間がかかるため、先生が前の健診の段階で、事前にお知らせしてくれることが多いでしょう。
34週以降(主に36週目)に行うことが多いので、先生にテストのタイミングを伺うのもひとつの手です◎
この検査では赤ちゃんの心拍などを確認し、出産に耐えられるような元気をもっているかを確認します。