俳優のソン・ジュンギが、9月29日に開催された『2022 APAN STAR AWARDS』で大賞の栄誉に輝いた。2021年2月に放送された『ヴィンチェンツォ』での受賞となったが、本作で見せた非情なマフィア像を見事作り上げ、これを機にソン・ジュンギは“第2最盛期”と言われた。
ソン・ジュンギが“第2の最盛期”と言わるきっかけとなったtvN(Netflix)ドラマ『ヴィンチェンツォ』で、大賞を受賞した。
9月29日、韓国では『2022 APAN STAR AWARDS(以下、2022 APAN)』が開催され、多くの有名俳優が出席。
見事、大賞に輝いたソン・ジュンギは「そんなに緊張しないと思ったんですが、緊張しますね」と口を開き、「この仕事を始めた新人の頃から、共に苦労してきて、共にスタートを切った俳優のイ・ジュノさんと、このような大きな賞をいただけたので、個人的にもとても気分が良いです」と、受賞の感想を述べた。
そして「“現場”という所が、嫌いだった時に出会った作品が『ヴィンチェンツォ』でした」と言い「この作品は、真心が通じればいいなという、大きな悟りを得ることができた作品でした。撮影現場では、スタッフの方たちや同僚が、心から僕を見つめてくれたら、僕は本当のヴィンチェンツォになれるんだと感じたのです」と感謝の気持ちを吐露。
また、ミニシリーズドラマ男性最優秀演技賞には『赤い袖先(MBC)』で主演を務めた2PMのメンバーであるイ・ジュノが受賞した。同賞の女性最優秀演技賞は、tvN『海街チャチャチャ』『私たちのブルース』に出演したシン・ミナが受賞している。
以下『2022 APAN』受賞者/受賞作
◆大賞-ソン・ジュンギ『ヴィンチェンツォ』
◆作品賞-『赤い袖先』
◆OTT男性最優秀演技賞-チョン・ヘイン『D.P. -脱走兵追跡官-』
◆OTT女性最優秀演技賞-キム・ソンリョン『青瓦台に行く(Political Fever)』
◆中編ドラマ男性最優秀演技賞-イ・ジュノ『赤い袖先』
◆中編ドラマ女性最優秀演技賞-シン・ミナ『海街チャチャチャ』『私たちのブルース』
◆長編ドラマ男性最優秀演技賞-チュ・サンウク『太宗イ・バンウォン』
◆長編ドラマ女性最優秀演技賞-パク・チニ『太宗イ・バンウォン』
◆グローバルスター賞-チ・チャンウク
◆OTT男性優秀演技賞-アン・ボヒョン『ユミの細胞たち』『マイネーム:偽りと復讐』
◆OTT女性優秀演技賞-ハン・ソンファ『酒飲みな都会の女たち』
◆ミニシリーズ女性優秀演技賞-ユソン『イブ』
◆ミニシリーズ男性優秀演技賞-チン・ソンギュ『悪の心を読む者たち』
◆長編ドラマ女性優秀演技賞-ソ・イヒョン
◆長編ドラマ男性優秀演技賞-ハン・サンジン
◆男性演技賞-ホ・ソンテ、ユン・ビョンヒ
◆女性演技賞-ペク・ジウォン、キム・シンロク
◆男性新人賞-タン・ジュンサン、ユン・チャンヨン
◆女性新人賞-パク・ジフ
◆IDOLCHAMP 女性人気賞-パク・ウンビン
◆IDOLCHAMP 男性人気賞-パク・ジェチャン
◆短編ドラマ賞-『ドッグ・イズ・バッグ』
◆ウェブドラマ賞-『ビー・マイ・ボーイフレンド』
◆ベストマネージャー賞-ソン・ソック BHエンターテインメント代表
◆作家賞-ムン・ジウォン『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
◆演出賞-チョン・ジイン、ソン・ヨンファ『赤い袖先』
◆ベストカップル賞-パク・ジェチャン、パク・ソハム『セマンティックエラー』
◆K-POPレーベル賞-コネクトエンターテインメント
(TOPSTAR NEWS ハン・スジ記者/翻訳:Danmee編集部)
ソン・ジュンギ プロフィール
HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。
2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。
2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。