こんにちは。恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。これまで3,000名以上の婚活女性をサポートしてきました。主催する講座では4ヶ月以内に80%以上の方に彼ができており、婚活疲れを感じさせない最短での婚活を応援しています。

◆マッチングアプリで疲れる原因

マッチングアプリ
※写真はイメージです(以下同)
マッチングアプリで婚活疲れを感じる原因の一つは、まだ会ったこともない相手とのやりとりです。

今回紹介するミユキさん(30歳)もそうでした。マッチングアプリを始めて1ヶ月。なかなか会いたいと思う人がいない中、ある男性のことが気になりやりとりを始めました。

しばらくすると彼から「一度会ってみませんか?」と誘われましたが、一ヶ月先まで週末は友達との約束が入っていたため、一ヶ月後先の日曜日に会う約束をしました。それから一ヶ月間、毎朝毎晩まるで彼氏や彼女にでもなったかのように彼とメッセージのやりとりをしました。

週末には少し空いた時間に電話やZOOMをすることもありました。また、彼から「今日のミユキさんの写真が見たい」と言われることがあれば姿見で自撮りをして送ったり、彼に「ミユキさんは白のふんわりしたワンピースが似合いそう」と言われれば彼がイメージしているような白のワンピースを買いに行って、それを着て撮った写真を送ったりもしたそうです。

◆デートの一週間前のある日

ミユキさんは恋愛経験があまり多い方ではなく、ここ最近は3年くらい彼がいなかったことから、男性とそういったやりとりをすることがとても楽しかったようです。まだ会ったことはないけれど、彼のことがどんどん気になっていきました。そして、ミユキさんはきっと彼も同じ気持ちなんだと思っていたとのこと。

しかし、約束したデートの一週間前になったある日、ミユキさんの送ったメッセージは既読になりましたが、彼からピタッと連絡が途絶えました。

「マッチングをしてから一日以上、メッセージのやりとりがなかったことはないのに…」

その後、最後にミユキさんが送ってから3日以上経っても返信はなく、返信を促すようなメッセージを送りましたが、既読にもなりませんでした。ミユキさんは不安になりましたが、今週末会えるから気にしないでおこうと思ったそうです。

◆彼と約束したデートの日

マッチングアプリ
いよいよ、明日は彼と約束したデートの日。あれから返信はないけれど、彼に待ち合わせ時間やお店情報などリマインドのメッセージを送りました。

すると、彼から「彼女ができたのでもう会えません」と返信があり、既読した次の瞬間アプリ上でブロックされてしまいました。

ミユキさんは会うことを楽しみにしていただけにショックは大きく、まだ会ったこともない彼に心を奪われていた一ヶ月間を思い返すとどうしようもなく虚しい気持ちになったそう。絶対に一年以内に結婚をすると意気込んでマッチングアプリを始めましたが、もう他の誰かとやりとりをする気にもならず、マッチングアプリを退会することにしました。

後日、友人と会った帰りに街中を歩いていたら、その彼を偶然見かけました。隣には彼女らしき女性がいたそうです。彼のことは写真やZOOM上でしか見たことがなかったのですが、ミユキさんは彼だと確信しました。さらに衝撃的なことに、隣にいた女性は彼が私に似合いそうと言ってくれた、白のふんわりとしたワンピースを着ていたそうです…。

このお話はマッチングアプリあるあるです。

◆マッチングしたらできる限り早めに会う

私の今までの経験上、マッチングしたらできる限り早めに会うことをおすすめします。やりとりをしている間に相手に彼女ができることは大いにありますし、男性は先の予定を嫌がり忘れてしまうことだってあります。

せっかくマッチングしても、会うまでにお互いの温度が冷めてしまったり、会うのが先になればなるほどドタキャンの確率も上がります。何より会ったこともない相手とその間やりとりをするなんて楽しくないですし、会ったときに生理的に無理だったとしたら、その彼とずっとやりとりしていたことがトラウマになってしまうこともあります。

嫌な思いをしたり、婚活疲れを回避するためにも、デートの約束は遅くても2週間以内がおすすめです。そのためにも婚活中はなるべく週末の予定を空けておくようにするとよいと思います。

<文/こめだゆき>

【こめだゆき】

恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。

ブログ、Instagram:@yuki_komeda