定義が曖昧なオフィスカジュアル。どこまでがOKラインかわかりづらいのが悩みの種ですよね。今回はそんなオフィスカジュアルのパンツスタイルの着こなしを提案いたします。ビジネスルールを守りつつ、おしゃれを楽しみたい方必見です!
抑えておきたいオフィスカジュアルの基本ルール
オフィスカジュアルといっても、その定義は会社や人によってさまざま。
業界や業種にもよりますし、堅めの会社なのかオープンな会社なのか、お客様対応があるのかないのかなど、コーディネートを考える上でたくさんの要素があります。
会社はあくまで仕事をしに来ている場所なので、自分勝手なおしゃれは一緒に働く仲間やお客様の迷惑になってしまうことも。
せっかく自由に洋服を選べるオフィスカジュアルだからこそ、基本のルールをしっかりおさえておきたいところですよね。
本記事では、オフィスカジュアルの基本ルールとパンツスタイルのコーデをご提案いたします。
オフィスカジュアルの基本を覚えて応用できるようになれば、日々のオフィスコーデを楽しめるようになりますよ♡
さっそく基本をチェックしてみましょう!
オフィスカジュアルの基本ルール
カジュアルすぎず、きちんと感を演出
「オフィスカジュアル」とはオフィスで働く上でふさわしいカジュアルなスタイルのことを指します。
カジュアルなテイストではありつつも、社会人としてのマナーをふまえたコーディネートが求められます。
オフィスカジュアルで大切なのは、一緒に働く仲間とお客様に不快感を与えないこと。
信頼感を与えることが重要になります。
スーツや制服のようなフォーマルさは求められませんが、会社に合わせた適度な「きちんと感」を意識しましょう!
「きちんと感」は、洋服の素材・質感・色合い・形・組合せによってある程度コントロールが可能です。
■ NGな素材
カジュアルなアイテムとして活躍するデニムは、カジュアルすぎるためビジネスの場にはあまり適していません。
同じ理由でオフィスカジュアルにおいては、スニーカーもコーデ組みが難しいアイテムと言えます。
会社によってはルールで禁止されている場合もあるので、入社後にでもしっかりと確認しましょう。
適していない・難しいとは言え、コーディネートによってはカジュアル感を抑えつつきちんと感を演出も可能。
会社で禁止されていなければ挑戦してみるのも面白いです。
清潔感ある白のTシャツをタックインしてヒール、ジャケットと組み合わせればデニムでもオフィスカジュアルとして着こなすことが可能です。
過度な露出はNG!
ビジネスの場では女性らしさを出しすぎるのは、基本的に好まれません。
したがって女性らしさが強調される、オフショルダーや胸元の開いたトップス、ショート丈のスカートやパンツなど露出度の高い服は選ばないのが基本です。
流行りの服やデザイン性の高い服はオフィスでは不適切な場合がほとんどですので、プライベートの場で楽しみましょう。
露出がなくても、身体のラインが強調されるピタッとした服もNG。
下品な印象を与えてしまいます。
■ 夏場は下着が透けていないかも要チェック!
夏場は洋服の生地も、色合いも薄くなりがち。
キャミソールやインナーを着込んでいないと下着のラインや柄が透けて見えてしまうことも。
暑くても、こちらの対策はしっかりと行いましょう。
■ 下着のラインが見えない対策を伝授
女性のパンツスタイルで悩みの種なのが、階段の登り降り時に下着のラインが見えてしまうことだと思います。
ジーンズなど厚手の生地であればカバーできるのですが、オフィスのようなシーンで着るパンツは薄手のものが多いですよね。
こちらのラインが気になる場合は、「紐パン」を選択肢の中に入れることをおすすめします。
紐パンは、サイドの紐が細いひも状、リボン状になっている下着のことを指します。
一般的に生地が薄手で肌に密着するタイプのものが多いため、パンツスタイルにピッタリの下着なんです。
なかなか手に取る機会がない方も多いかもしれませんが、ラクすぎて紐パンしか穿いていないという女子もいるほど。
パンツスタイルが多い女子は、是非紐パンにも挑戦してみてください。
派手な色合いはNG!使いたい時はワンポイントに
オフィスカジュアルで使う色は「ホワイト・ベージュ・ブラウン・ネイビー・グレー・ブラック」などの落ち着いた色を意識していれば基本的に問題ありません。
シャーベットカラーやパステルカラーなどの淡い色合いもOKな場合がほとんどです。
反対に、赤・青・緑などの原色系やアニマル柄、ボタニカル柄など主張の激しい色合いやデザインはNGです。
どうしても派手な色味を使いた場合は、他の色味を抑えてワンポイントのアクセントにするなど、全体のバランスをみてガチャガチャしないコーデ組みをすると良いでしょう。
つま先が出ている靴はNG!
おしゃれは足元から。
かわいいサンダルやオープントゥのパンプスなど履きたい気持ちはわかりますが、カジュアル要素が強すぎるためオフィスカジュアルとしてはNGとしている会社が多いです。
オフィスで活躍する靴としては「パンプス・ローファー・バレエシューズ」などがあげられます。
ヒールは3cm〜5cmほどのものが一般的で、高すぎるものはNG。
動きやすさも意識しましょう。
また、ビジネスの場では清潔感も重視されるため、靴の手入れもきちんとしておきましょう。
会社の雰囲気に合わせてコーデを組む
ここまで色々とオフィスカジュアルの基本ルールを紹介してきましたが、結局はオフィスカジュアルの定義は会社によってさまざまです。
実際に働いている人たち、会社の雰囲気に合わせたコーディネートを心がけましょう。
もし判断がつかない場合は、使用したいアイテムの写真を撮って上司に確認してみるのも一つの手です。