東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏に住む人が、地方移住を希望するケースが増えています。移住希望地の人気ランキングは2015年以降長野県が上位の常連でした。しかし2020年は若干順位に変動がありました。人気の都道府県はどこでしょうか。
地方移住を考えている人が増加中!
地方移住や田舎暮らしをサポートする「ふるさと回帰支援センター」によると、首都圏の地方移住希望者は約309万人と推計されています。新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークの働き方が一気に増加したものの、移住の希望と新型コロナについて「影響がある」と回答した人は3割ほど。残りの7割は、新型コロナとは関係なく地方への移住を考えていることがわかります。
20~30代ほど地方移住に関心がある
20~74歳の回答状況を年代別に見ると、いわゆる定年後の方ではなく20~30代の若い層で地方移住を希望する意向が最も高くなっています。働き方改革などで在宅勤務が増えた結果、職場へのアクセスよりも「もう一部屋」のゆとりを求めて地方移住を検討しているようです。
また、移住のタイミングは3年以内が最も多いものの、定住先等での就業が決まってからという慎重派も多くいます。