最近の100円ショップには、トーストをより美味しくするためのさまざまな商品がラインナップしています。そして、その多くが“神キッチングッズ”などと呼ばれ、SNSを中心に大きな話題になっているようです。100円の商品で、いつものトーストがグッと美味しくなるのなら、試してみたい気持ちになりますよね。
そこで、今回注目したのは、セリアで売っているトーストを美味しく焼きあげる「トースターバッグ」。実は、以前から気になっていたのですが、なかなか手に入らず。先日、運よくゲットできたので、早速使ってみたいと思います。
◆トーストを美味しく焼きあげる魔法の袋
今回お試ししたのは、100円ショップ・Seria(セリア)で購入した「トースターバッグ」。
「トースターバッグ(1枚入)」(110円/税込)
サイズ(約):H19×W17cm
材質:ガラス繊維(フッ素樹脂加工)
耐熱温度(約):260℃
「トースターバッグ」は、縦19センチ、横17センチのほぼ真四角に近い形をした“袋”。フッ素加工により、さわるとツルツルとしているほかは、何の変哲もないただの袋に見えるのですが、実はこれ、トーストを美味しく焼き上げる魔法の袋らしいのです。
◆「トースターバッグ」の中に食パンを入れて焼くだけ
使用方法は、とてもシンプル。「トースターバッグ」の中に食パンを入れて、オーブントースターで焼くだけ。たったそれだけで、外はカリカリ、中はふんわりとしたトーストを作ることができるのだそう。
何でも、食パンを「トースターバッグ」に入れて焼くと、パンの水分の蒸発が防げて、外のカリカリはそのままに、中はふんわりと焼き上げることができるようなのです。
オーブントースターで食パンを焼くと、外がカリッとするのはいいのだけれど、往々にして中までパサパサなんてことも…。それが、ネットの口コミでは、焼き上がりがまるで高級食パンのよう…とまで書かれていたりするものだから、期待は高まるばかり。
では、実際に使ってみましょう!
◆サイズはほぼぴったり
それでは、「トースターバッグ」のパッケージ裏面に記載された使用方法を参考に、食パンをトーストしていきたいと思います。
ここで調理するのは、6枚切りの食パン。まるっと「トースターバッグ」に入れます。
サイズ感的には、少し余裕があるもののほぼピッタリ。
あとは、この食パンを入れた「トースターバッグ」をオーブントースターへ。通常通り焼いていきます。
◆焼き時間は3~4分
筆者宅のオーブントースターでは、待つこと3~4分。“袋のまま”焼くことに、ちょっとした緊張感がありましたが、調理中特に変わったことはなく、出来上がり直後の「トースターバッグ」も使用前と何ら変わらず。ただ、「トースターバッグ」の外側も内側も非常に熱くなっているので、取り出すときは気をつけて。
さて、中の食パンはどうなっているのでしょうか…。
◆いつものトーストがグレードアップ!
焼き上がりは、こちら。
まんべんなく、キレイな焼き色がつきました。
包丁を入れてみると、カリカリ・サクサク。内側には、ふんわり感が健在。いい具合にしっとりしているからか、食パン本来の芳醇な香りも感じられたような。
これは確かに、いつものトーストがグレードアップしたと言ってもいい大満足の焼き上がりです。
そして、美味しさもさることながら、パンくずなどでオーブントースター内を汚すことがないのも地味に嬉しいポイント。
◆洗って繰り返し使える
フッ素加工のおかげで、「トースターバッグ」そのものにも汚れがこびり付きにくく、落としやすいです。洗って乾燥させれば、繰り返し使えます。
そうそう、ここでは食パンを焼きましたが、パンのあいだに具を挟んだホットサンドや焼きおにぎり、焼き魚を作ることができたり、冷凍品の温め直しに使ったりすることもできるそうです。ちなみに、オーブントースターや電子レンジでの使用が可能。油分の多いものは、加熱により発火する恐れがあるので注意してくださいね。
いつもの食パンがグググッと美味しく焼き上がるだけでなく、使い方いろいろな「トースターバッグ」。在庫を見つけられたらラッキーかも。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi