「服装指数」をご存知でしょうか。毎日毎日なにを着るか決めるのって面倒だと思っている方もたくさんいらっしゃるはずです。明日の気温を見ても、どれくらい寒いのか暖かいのか分からない!そんなとき気温に合わせた服装選びの基準を教えてくれるものが服装指数です。服装指数とは何なのかご紹介していきます。
服装指数とは?
服装指数とは気温に合わせた服装の目安
服装指数とは、日本気象協会が毎日発表している、気温に合わせた服装の目安です。どのくらい厚手の服を着ればいいのか、上着は必要かどうかなど教えてくれます。指数は天気予報のように、都道府県ごとに設定されていて、日本気象協会のウェブサイトで確認できます。
服装指数は10から90
この服装指数は、10から90あり、数字が小さくなるほど厚手の服が必要になります。服装指数は1週間先まで教えてくれるので、服装選びにかなり役立つはずです。
服装指数
10 | ダウンジャケットを着て出かけよう |
20 | マフラーと手袋がかかせません |
30 | コートを着ないと結構寒いなあ |
40 | セーターが必要になりそうだね |
50 | 薄手のカーディガンがほしいな |
60 | 朝晩は上着がほしい寒さです |
70 | 昼間は長そで1枚着れば十分 |
80 | 半袖のポロシャツで過ごせそう |
90 | Tシャツ1枚で過ごせる暑さだ |
明日の服装を気温に合わせるためのポイント①服装指数
実際に服装指数を参考にした服装とは
ウェブサイトで自分が住んでいる地域の服装指数をチェックして、明日の服装選びの参考にしましょう。服装指数それぞれでどんな服を着ればいいのか、1つずつ提案していきます。
服装指数10
服装指数10は「ダウンジャケットを着て出かけよう」です。冬本番ですので、持っているジャケットの中で1番厚いものをきて、その下にも厚手のセーター、インナーも暖かいものを着て出かけてください。カイロがあればなお良いかと。いろんなところにしのばせると凍えしらずです。
服装指数20
服装指数20は「マフラーと手袋がかかせません」です。指数10ほどカイロをあちこちに入れて出かけるほどではありませんが、こちらも厚手のジャケットが必要です。手袋にマフラー、ニット帽など暖かくしてお出かけください。暖かくするコツは、首、手首、足首の冷たい風の入り口を防いでしまうことです!
服装指数30
服装指数30は「コートを着ないと結構寒いなあ」です。全国平均だと11月から12月ぐらいでしょうか。冬服の上にコートを羽織ってお出かけください。また、服装指数30ぐらいからブーツの出番です。厚手の靴下かタイツの上にブーツを履けば、足元もぬくぬくです。
服装指数40
服装指数40は「セーターが必要になりそうだね」です。寒さがじわじわ感じられる、冬服への衣替えの時期です。指数40の日は、セーターに厚めのダウンベストがぴったりではないでしょうか。もしくは、長そでのシャツにカーディガン。この時期は、暑い日と寒い日がころころと変わるので、毎日指数チェックをお忘れなく。
服装指数50
服装指数50は「薄手のカーディガンがほしいな」です。やや肌寒い時期で、重ね着コーディネートが活躍します。カーディガンやジャケットを使って重ね着するのはいかがでしたでしょうか。冬用の小物、ニットハットやもこもこのかばん、靴を取り入れるのもありかと。
服装指数60
服装指数60は「朝晩は上着がほしい寒さです」。この指数のときは、長袖を着て、ジャケットなど羽織るものを持っていくと良さそうです。夜遅くまで出かける予定のある日は特に気を付けましょう。ストールなども温度調節に使いやすいです。
服装指数70
服装指数70は「昼間は長袖1枚着れば十分」です。ということは朝晩はまだ冷える可能性があるということなので、指数60と同じく薄めの上着を持っていくことをおすすめします。また、半袖に薄手のカーディガンを着れば、日差しで暑いときは調節ができます。カーディガンの活躍時ですね。
また、この時期はまだクーラーが効いているところも多い時期です。電車内やオフィス内に長くいる予定があるときは、小さく折りたためる上着を忘れずに持っていきましょう。風邪を引かないように、こまめに温度調節をしてください。
服装指数80
服装指数80は「半袖のポロシャツで過ごせそう」です。もう長袖を持ち歩かなくても良さそうです。ポロシャツを着るとラフになりがちですが、スカートと合わせて中に入れたり、ハイウエストのパンツと合わせて、スニーカーではなくサンダルかヒールを履くとラフさから少し抜け出せます。
服装指数90
服装指数90は「Tシャツ1枚で過ごせる暑さだ」です。外に出て少し歩くだけで汗が出てくるぐらいの暑さなので、タンクトップやキャミソールもおすすめです。ただ肌を出すときは、日焼け止めと日傘などを併用して、日焼け対策をお忘れなく。
下は夏用のスカートかショートパンツがおすすめですが、あまり足を出したくない場合は、夏用のジーンズでも。ジーンズはスキニージーンズではなく、ゆったりしたもので、足首は出ている長さの方が涼しく過ごせます。
明日の服装を気温に合わせるためのポイント②最高気温/最低気温
最高/最低気温をチェック!
スマートフォンやテレビで毎日天気予報をチェックする方は多いと思いますが、最高気温だけを見ていたり、最低気温だけを見ていたりしませんか?出かける時間によって、どちらを参考にするか決めましょう!
たとえば、お休みの日に昼間からアウトドアに出かけるのであれば最高気温を。夜、ごはんに出かけるときは最低気温を。それほど遠くなくても、場所によって気温が全然違うときがあるので、出かける先の気温をチェックしましょう。
湿度もチェック!
また、湿度によっても体感温度が変わることはご存知の方も多いはず。毎日湿度までチェックするのは面倒ですが、湿度がすごく高いとき、または低いときはテレビの天気予報でも伝えてくれているはずです。夏に気温がそんなに高くなくても、湿度が高いときはムシムシしますよね。
反対に、冬に湿度が低いときは、寒さが倍増したように感じますよね。天気予報をチェックするときに、チラッと湿度もチェックするか、テレビの天気予報に少し耳を傾けてみてはいかがでしょうか。特にお休みの日にお出かけするときは、服装選びに失敗しないようにしてください。