ハートマッスルトレーニングジムが、学校の保健室や相談室、フリースクールなどで活用できる教材「HMレジリエンスボードゲーム4種」を開発!
第1弾として「き・せ・かお」「ぼやきすごろく」の2教材が、同法人の公式サイトにて発売中だ。
ハートマッスルトレーニングジム
ハートマッスルトレーニングジムは、脳科学と心理学に基づく科学的アプローチで子どもや社会人の生きる力を高める教育事業や養護教諭のオンラインコミュニティの運営を行っている。代表理事である桑原朱美氏の養護教諭としての長年の経験から得られた知見を、現役の養護教諭らと協力してアップデートし、セミナーや教材開発を通じて伝えている。
楽しい工夫がいっぱいの教材
今回開発したのは4種類のボードゲームで、第1弾として「き・せ・かお」「ぼやきすごろく」の2教材が発売中だ。
このゲームの開発には養護教諭、担任教師、事業経営者、子育てママ、スクール相談員等が参画し、主に、不安や悩みを抱えた子どもたちへの対応に生かすための楽しい工夫がこらされている。
「き・せ・かお」は3色の顔色と40種類の顔の表情パーツを組み合わせ、自分の気持ちを表現する「福笑い型メタ認知教材」だ。
また「ぼやきすごろく」では、サイコロの目に合わせて進み、止まったコマの質問に答えることで、問題や課題を客観視することができるようになる。
遊びながら、気持ちや本音を語れるように
さらに、10月には第2弾として「ほめほめすごろく」「ドリームすごろく」の2教材が発売される。「ほめほめすごろく」は自己受容、「ドリームすごろく」は目標達成のためのモチベーションと行動化がそれぞれのテーマになっている。
これらのゲームを通じて自分の感じていることを言葉や文章で表現することが苦手な子どもたちが、楽しむうちに本音が言えたり、相談者との信頼関係を築いたり、行動を起こすきっかけを作ることなどの一助とするのが狙いだ。子どもだけではなく、大人向けのメンタルヘルス事業、コーチング、カウンセリングにも応用できるという。
価格は全種類各1,580円(税込・送料込み)で、4種類セットは5,800円(税込・送料込み)。
現役の教諭やママたち開発チームの意見を取り入れながら、試作を繰り返して開発されたボードゲームを、この機会に活用してみては。
(江崎貴子)