シンプルなメニュー
「八重山そば処」なので、メニューはいたってシンプル!
八重山そばセット 650円(中サイズ)+ じゅーしー or 赤米
以上!
単品で、じゅーしー(200円)や、赤米(200円)、大根の漬物(250円)もありますが、あくまで付け合わせ的なもののみです。
ちなみに、「じゅーしー」も沖縄ならではの料理。豚のだし汁を使った炊き込みご飯や雑炊のことですが、「来夏世」さんのじゅーしー はパラパラっとした食感の炊き込みご飯です。早い時間に売り切れちゃうくらい人気らしいですよ〜。
丸い麺、澄んだスープでもコクがある
これが「八重山そば」。いろんなトッピングをつけているお店もあるかもしれませんが、「来夏世」さんの「八重山そば」は一番スタンダードなタイプだと思います。
麺は冒頭に述べた通り、丸い細めのストレート。トッピングは細く切った三枚肉とカマボコ、そして青ネギのみ。よくある「沖縄そば」の紅生姜はありません。
出汁がまた素朴な味わい。澄んでいるのですが、コクはあり、ほんのり甘みもあって、おいし〜い。スープ全部、飲めちゃう感じです。
石垣島ならではの「薬味」も楽しもう♪
薬味 にも注目です。置いてあるのは七味の他に、「コーレーグースー」 と 「ぴーやし」 。「コーレーグースー」は泡盛に島とうがらしを漬けたもので、沖縄の料理店なら置いてあるメジャーな薬味ですが、「ぴーやし」は八重山諸島ならではではないでしょうか。
「ぴーやし」はいわゆる 島胡椒 。でも、普通の胡椒にはない独特な風味があるんです。少し柑橘系の風味、そして八角やシナモンのような独特なスパイス感もあります。
原材料は「ヒハツモドキ」という、南アジア原産のコショウ科ツル性木質植物。「ヒハツ」がなまって「ぴーやし」と言われているのですね。他にも「ピパーツ」「ピパーチ」「ヒバーチ」など様々な呼び名があります。
ぜひ、これらの薬味も合わせて楽しんでみてください♪
「オリオンビール」に「石垣島ビール」
沖縄といえばやっぱり「オリオンビール」!不思議なことに、本州の自宅に持ち帰って飲むと、美味しくない…やっぱり沖縄の風土に合ったビールなんだなと思います。「来夏世」さんには生はありませんが、ぜひ瓶ビール(500円)でお楽しみください。
また、石垣島の地ビール「石垣島ビール」の ヴァイツェン もあります!(350円) ヴァイツェン とは上面発酵の白ビール。とても爽やかな味わいです。
アクセス & 駐車場について
石垣島の一番の繁華街(離島ターミナル付近)からは徒歩15分くらい。レンタカーで空港から直で向かうと30分くらいです。
でも、駐車場といっても5台ほどしか停められないので、すぐに満車になってしまうそう。その場合は近くのコインパーキングをお探しくださいネ。
歩いても車で行っても、「え?ココ?!」と言ってしまうような、素っ気ない外観です。周囲は住宅街ですし、素通りしないようにご注意くださいね。
最後に・・・
こんな美味しい「八重山そば」なのに、コストパフォーマンスにびっくりです。筆者は中サイズ、500円を頼みましたが、それでもお腹いっぱい!!これが島価格というものなのでしょうか。
とにもかくにも、沖縄本島にもない「八重山そば」、石垣島はじめ八重山諸島に行くなら、ぜひ食べてみてください。いろんなお店がありますが、「島ならではの止まった時間」を感じられる「来夏世」さんは本当にオススメです。
提供・トリップノート
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