SNSが登場してから数十年。TwitterとFacebookは2008年に日本語版がリリースされ、Instagramは2014年に日本語アカウントができたそうです。すっかり私たちの身近な存在になったSNSですが、SNSでのトラブルや事件はもちろん昔からあったそうで…。今回は実録シリーズ「SNSでの失敗談&SNS上のヤバい人」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年11月14日、情報は掲載当時のものです)。
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芸能界の不倫騒動でもLINE画面の流出が取り沙汰されていましたね。
確固(かっこ)たる浮気の証拠として残されてしまうLINEでの会話のスクリーンショット。しかし、それを逆手にとった黒いテクニックが最近では横行しているようで……。
LINEのスクリーンショットが原因で彼氏にフラれる
IT企業の企画職に携わっているI子さん(28歳)は、まさにLINEのスクリーンショットが原因で最愛の彼氏と破局を迎えてしまった女性です。
「彼氏とは大学時代からの付き合いで、結婚が秒読みでした。ところがある日を境に、彼氏が急に冷たくなったんです。LINEしても既読スルーになったり、会いたいと言っても忙しいからと取り合ってくれなかったり……」
そしてI子さんは、彼氏から決定的な別れを切り出されてしまいます。その理由は「I子さんの浮気」。ですが、I子さんにはまったく心当たりがありませんでした。
自分のLINEアイコンでニセの会話履歴が!
「ある日、急に『俺のこと本当はバカにしてたみたいだな。新しい彼氏もいるって、本当なのか?』と詰められたんです。私は誓って彼氏ひと筋だったし、もちろん彼のことをバカにしたことなんてありませんでした。
何を根拠にそんなことを言っているのか確認したところ、LINEのスクリーンショットを見せられたんです」
そこには、I子さんのLINEアイコンと、 「アイツの年収、私より低いんだよね」 「つーか、新しい彼氏はその倍は稼いでるし、イケメン」 「セックスも比べものにならないんだよね」
などの浮気の告白や彼氏に対する罵詈雑言が……。
そして、それを受け取っている相手は、I子さんの同僚で彼氏にも紹介したことがあるR子さんでした。
「R子がいつの間にか彼氏と連絡を取り合ってたことにも驚きましたが、そんなメッセージを送った覚えはなかったし、濡れ衣(ぬれぎぬ)だと泣きながら弁解しました。しかし、スクショが何よりの証拠だろうと……」
結局、I子さんの言葉は信じてもらえず、彼氏と別れてしまいました。そして、いつの間にかR子が新しい彼女の地位を手に入れていました。