女優のイ・ユミがアジア俳優として初めて、『エミー賞』の女優ゲスト賞を受賞した。イ・ユミはインタビューや自身のインスタグラムを通して、受賞の所感を伝えている。
女優のイ・ユミがアジア俳優として初めて、アメリカ放送界の最高権威賞である『エミー賞』の女優ゲスト賞を受賞した。
現地時間9月4日(韓国時間9月5日)、米テレビ芸術科学アカデミーはマイクロソフト劇場で、『第74回クリエイティブ・アーツ・プライムタイム・エミー賞』の授賞式を行った。
この日、イ・ユミは女優ゲスト賞(助演女優賞)の受賞者に指名され、舞台に上がった。彼女は両手を上げて「とても幸せです!(I’m so very happy!)」と大声で叫んだ。
イ・ユミは受賞直後、バックステージインタビューで「信じられません」「早く周囲の人たちに(賞を)もらったと自慢したいです」と韓国語で所感を明かした。
トロフィーをどこに置くのかという質問には、「家で1番よく見える場所に置くことになりそうです」と答えた。
彼女は自身のインスタグラムにも、授賞式で撮った写真をアップロードし、「このように意味深い賞をくださり、本当にありがとうございます。Television Academyとファン・ドンヒョク監督、『イカゲーム』を共にしたチームの皆さん、本当に感謝し、Netflixにも本当に感謝いたします。ジヨンを愛してくださり、ありがとうございます。今後も、さらに頑張る俳優になります。そして、VAROエンターテインメントの皆さん、本当に愛しています! 両親、妹、おばあちゃん、家族のみんな愛しています。とても気分が良いです。I’m so happy!」と受賞の感想を述べた。
非英語圏ドラマが『エミー賞』で、受賞の快挙を成し遂げたのは、今回が初めてだ。これでイ・ユミは、韓国の俳優として初めて非英語圏ドラマを通じて、『エミー賞』受賞に成功した俳優になった。
彼女が受賞した女優ゲスト賞はこの日、『イカゲーム』が候補に上がった部門の中で、1番最初に発表された。
ゲスト賞は、作品で比重がランニングタイム5%以上50%以内に該当する俳優を対象に与えられる演技賞だ。主演・助演賞には及ばないが、ドラマのエピソードごとに主人公級の役割をした俳優に与えられる。
Netflixは、インスタグラムの公式アカウントに「240番の参加者イ・ユミ、おめでとう」「『エミー賞』で歴史的な受賞を果たした」と掲載。240番は、イ・ユミが『イカゲーム』で演じたジヨンの参加番号だ。
Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』は、賞金456億ウォンの主人公になるために、熾烈なサバイバルゲームに乗り出した人々の話を描いている。2021年9月17日に公開された後、最初の28日間で16億5045万時間を記録し、Netflix歴代最高視聴時間を達成するなど、世界的にシンドロームを起こした。
(TOPSTAR NEWS ハン・スジ記者 / 翻訳:松原すずの)