映画『ユナイテッド93』のネタバレあらすじ

【ネタバレ】映画『ユナイテッド93』あらすじを徹底解説!
(画像=エキサイトニュース、『Sorte plus』より引用)

キャストや基本情報を押さえたところで、次はいよいよ映画『ユナイテッド93』のネタバレあらすじをご紹介します。起承転結の4パートに分けてまとめるので、気になる部分のみをチェックするのに役立てていただくこともできます。

ネタバレあらすじ①ユナイテッド航空93便

【ネタバレ】映画『ユナイテッド93』あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

2001年9月11日、ニューヨークのとあるホテルの部屋で、後世まで語り継がれる惨劇を巻き起こすことになる男たちがアッラーに祈りを捧げていました。

その日の朝、ニューアーク国際空港からサンフランシスコ国際空港にたとうとしていたユナイテッド航空93便に乗るため、空港では多くの人々が出発を待機していました。やがて場内にアナウンスが響き、ユナイテッド航空93便に乗員乗客40名が乗り込みます。

飛行機に乗り込んだ人々は、いつも通りフライトが行われるものと疑わず、まさかその先に悲劇が待ち受けていようとは思いも寄らない様子です。ニューアーク国際空港では、いつものごとく離陸を待つ飛行機が渋滞を起こしていました。

この日も例に漏れず、ユナイテッド航空93便も予定より30分遅れて出発することがアナウンスされていました。その頃、ボストン管制センターでは、アメリカン航空11便に異常が起きているという第一報を得ていました。しかし、これがテロであると思い至るものは誰一人いませんでした。

ネタバレあらすじ②テロリストが機内を占拠

【ネタバレ】映画『ユナイテッド93』あらすじを徹底解説!
(画像=fxguide、『Sorte plus』より引用)

アメリカン航空11便に関する情報が飛び交う中、ボストン管制センターは管制塔に向けた無線連絡の中に、操縦室を制圧したという音声を認めます。異常事態を認めた管制官は、アメリカン航空11便に呼びかけますが、返答はありません。

そこで、管制塔は非常事態にはいつもそうするように、ニューヨーク州の北東地域防空司令センターと連絡しました。北東地域防空司令センターでは、アメリカン航空11便はハイジャックされていると結論づけます。

一方その頃、離陸許可の出たユナイテッド航空93便がニューアーク国際空港から飛び立ちました。空軍基地はアメリカン航空11便がハイジャックされたという情報を得て、すでに何機か出撃していきます。

その最中、ニューアーク国際空港の管制塔で働いていた職員たちは、ワールドトレードセンターから煙が出ているのを確認します。テレビのニュースは、小型機がワールドトレードセンターに衝突したことを告げるのでした。

ネタバレあらすじ③乗客たちの恐怖と混乱

【ネタバレ】映画『ユナイテッド93』あらすじを徹底解説!
(画像=TODAY、『Sorte plus』より引用)

混乱が続くニューヨークの北東地域防空司令センターでは、情報を整理できず事実把握に手間取っていました。一方、そこに飛び込んだ小型機がワールドトレードセンターに衝突したというニュースは、何者かに乗っ取られたアメリカン航空11便であったことがわかります。

ニューヨークのワールドトレードセンターに衝突したアメリカン航空11便は、ビルの北棟に激突していました。続いて管制塔との音声連絡が取れなくなっていたユナイテッド航空175便が南棟に激突します。

この衝撃で、南棟に続き、北棟も崩壊してしまいます。続いてアメリカン航空77便までも連絡が取れなくなり、司令センターは更なる混乱に陥ります。その頃穏当に飛び続けていたユナイテッド航空93便でしたが、乗客に紛れ込んだテロリストらは行動を起こす機会を虎視眈々と伺っていました。

テロリストの中にはパイロットのズィアド・ジャッラーフもいました。ズィアド・ジャッラーフはテロリスト仲間のアフマド・アル=ナーミーを落ち着かせたり、爆弾を隠し持つサイード・アル=ガムディーらと示し合わせ、折を見ていました。

ネタバレあらすじ④テロリストとの戦いと結末

【ネタバレ】映画『ユナイテッド93』あらすじを徹底解説!
(画像=history、『Sorte plus』より引用)

テロリストたちは機会を掴み、ナイフで乗客を刺したり、客室乗務員の首にナイフを突き立てて脅し、コックピット内に入り込みます。そこにいた機長と副操縦士を殺し、とうとう操縦室をのっとりました。

さらに爆弾やナイフで乗客を脅し、機内全体をジャックします。管制センターでは、ユナイテッド航空93便の異常を察知したものの、未だ混乱は続いていました。機内でも、ワールドトレードセンターで起こった事件の情報が流れ始めます。

家族と携帯電話で連絡をしていた人たちからのニュースが伝わり始めたのです。そんな中、テロリストたちは非情にもユナイテッド航空93便もそれらの機体と同じ運命を辿ることを告げます。

そして、連絡が取れなかったアメリカン航空77便が、アメリカ国防総省ペンタゴンに墜落します。事態を受けて、司令センターはアメリカの上空を飛んでいる全ての飛行機に着陸するよう命じます。

ユナイテッド航空93便に乗り合わせた人々は、皆で団結しテロリストに反撃を仕掛けます。爆弾を手にしたテロリストを拘束し、コックピットのドアを破りました。そして操縦席にいたテロリストのズィアド・ジャッラーフが握っていた操縦桿を掴みます。

彼らは飛行機を自分たちの手中に戻そうと果敢に挑みますが、無念にもユナイテッド航空93便はペンシルバニア州の森に墜落してしまうのでした。