ジーンズの最大の魅力と言われる「色落ち」。早く色落ちさせる方法、色落ちジーンズを使った厳選コーデをご紹介します!色落ち加工されたジーンズはたくさん売られていますが、どうせなら自分だけのオリジナルの色落ちを楽しんでみませんか?
色落ちジーンズとは?
ジーンズ最大の魅力「色落ち」
ジーンズといえばファッションを楽しむ上でもジャンルを問わず幅広く使え、コーディネイトに欠かせないアイテムです。カラーやシルエット、デザインなど人それぞれの楽しみ方があるジーンズですが、最大の魅力はジーンズの表情が変わると言われる「色落ち」にあります。
ジーンズが色落ちする仕組み
意外と知られていないのが、ジーンズの色落ちの仕組みです。色落ちといっても色が抜けている訳ではありません。ジーンズに使う綿糸はロープ染色といって中心部は白いままで仕上げられており、綿糸の表面が摩耗していくことで中の白い部分が見えてくるのです。
色落ちさせるのに適したジーンズの選び方
メリハリのある色落ちを楽しむにはノンウォッシュのリジッドジーンズと呼ばれるものを選びましょう。糊がついた状態で穿くことにより表面に凸凹ができやすく、色落ちも早くなります。ただ、穿いて育てるというのは思った以上に時間と忍耐が必要でもあります。そこで今回は「早く色落ちジーンズを作る」方法をご紹介します。
ジーンズを早く色落ちさせる方法
全体的に早く色落ちさせたい場合は「漂白剤につける」
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ジーンズを全体的に色落ちさせるには「薄めた塩素系漂白剤」を使う方法が一番早く色を落とすことができオススメです。洗濯用でもキッチン用でもOKです。
- 洗濯機に30リットルほど水を溜め、漂白剤を200ml加える
漂白剤の濃度を上げるほど脱色は早くなりますが、濃淡のコントロールが難しくなりますし、生地の傷みがひどくなる場合があるので、まずは上記の濃度で試してみましょう。
- 洗濯機を5分回して20分放置を、約2時間を目安に好みの色合いになるまで繰り返す
漬け込む時間を長くしすぎると生地が傷みすぎてしまったり、ジーンズの生地によって極端に色落ちしてしまうこともあるので、最初は時間を計りながらこまめにチェックするようにしましょう。
- 脱水と乾燥
好みの色に仕上がったら一度脱水してから、洗剤を入れて洗濯し、乾燥させれば完成です。
部分的に早く色落ちさせたい場合は「メラニンスポンジで擦る」
レック激落ちダブルポイポイ(メラミンスポンジ)
ジーンズを部分的に色落ちさせるには、メラニンスポンジで擦る方法をオススメします。準備するのは「メラニンスポンジ」と「霧吹き」の2つです。メラニンスポンジは薬局などで売っている「劇落ちくん」でOKです。タワシを使うよりも短時間ででき、生地の傷みも最小限に抑えることができます。
- 色落ちさせたい部分に霧吹きする
太ももや膝など、色落ちさせたい部分だけを濡らすようにします。床に色移りする場合があるので、シートなどを敷きましょう。
- 濡らしたメラニンスポンジで擦る
だんだんメラニンスポンジが青くなってくるので、作業しながら色落ちを実感できます。途中で乾いて擦りにくくなってきたら霧吹きで濡らします。
- 水洗いと乾燥
洗濯機で水洗いし、乾燥させれば完成です。擦る作業に熱中して色落ちさせすぎてしまうことがあるので、最初は好みの色落ちに近づいてきたかなというところでいったん止めて、水洗いしてみることをオススメします。
色落ちジーンズって洗う?洗わない?
普通に洗濯してOK
ジーンズもTシャツなどと同じようにコットン素材なので、汗や皮脂汚れを残してしまうとそこから劣化が進んでしまい、生地が傷むことで破れやすくなりますし、せっかく作った色落ちジーンズの変色や虫食いの原因にもなりかねません。定期的に洗うことで、ジーンズの寿命を伸ばすことにもつながるのです。
色落ちを抑えたいときは、裏返して中性洗剤を使う
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ジーンズを裏返して洗うことで、生地の表面同士が擦れ合って色落ちするのを防ぐことができます。洗剤は蛍光増白剤や漂白剤が入っているものは避けて、おしゃれ着用の「中性洗剤」を使いましょう。手洗いをする場合は、お湯を使ってしまうとジーンズの色落ちに加えて縮みもおこりやすくなりますので水を使います。
乾燥機は使用せず、裏返して吊り干しに
ジーンズをタンブラー乾燥させると思いもよらない縮みや歪みの原因になるので、普通に干すのがベストです。ポケットなど生地の重なっている部分が早く乾くように裏返し、物干しピンチなどで裾を開くようにして逆さに釣り干しすると、自重でシワが伸びやすくなりますし、風の通りが良くなり早く乾かすことができます。