アヴリル・ラヴィーンアヴリル・ラヴィーン

今年2月に7枚目となる最新アルバム「ラヴ・サックス」をリリースしたアヴリル・ラヴィーントラヴィス・バーカーをはじめとしたプロデューサー陣を迎えて制作されたこのアルバムは、彼女の原点回帰ともいえるポップ・パンク全開の作風となっており、キャリアを積んだ彼女のミュージシャンとしての芯の強さと、柔軟さが入り交じるまさに傑作と呼ぶに相応しい内容だ。

その後、コロナ禍のなか、まさに満を持してスタートした<バイト・ミー・ツアー>と題されたワールド・ツアーでは世界各地を熱狂の渦に導いており、改めて<ロック・プリンセス>の称号がいかにアヴリルにフィットするかはすでにSNS上で散見されているライブが行われた会場の様子が証明している。

11月には待望の来日公演が予定されており、早くもファンの熱気が高まっているが、そんな中、11月2日に来日記念盤として「ラヴ・サックス・ジャパン・ツアー・エディション」がリリースされることが決定した。

2枚組CDの内容で構成されるこのアルバムは1枚が「ラヴ・サックス」と同内容となっており、もう1枚はこの<バイト・ミー・ツアー>で演奏されているセット・リストの楽曲からピックアップされた内容となっている。「ラヴ・サックス」のリード・シングルといえば、もはやおなじみになった「バイト・ミー」だが、この2枚めの収録内容は選りすぐりの楽曲が並んでいる。

ファースト・アルバム「レット・ゴー」からの名曲「コンプリケイテッド」や「スケーター・ボーイ」から、超ヒット曲の「ガールフレンド」にはじまり「ワット・ザ・ヘル」、「スマイル」などこれまでに発表されたアルバムから代表曲ばかりが網羅された、もはやベスト盤と呼んでも何ら差し支えない内容になっている。

さらに三方背ケース仕様として「ラヴ・サックス」からアップグレードされているばかりか、封入特典も予定されているとのことで、ファン垂涎の見逃せない内容となっている。

この「ラヴ・サックス・ジャパン・ツアー・エディション」が発売される11月2日には、先日アナウンスされたファースト・アルバム「レット・ゴー」のデビュー20周年記念盤となる日本限定カラーの2枚組アナログである「レット・ゴー(20th アニバーサリー・エディション)」と同日リリースとなり、ますます楽しみが増えるばかり。2014年以来、まさに8年ぶりとなるアヴリルの来日公演が待ちきれない!