新千歳空港から約40分、札幌中心部からも車でわずか1時間ほどの距離にある「支笏湖」。市街地からほど近い場所にあるにも関わらず、雄大な自然や絶景を楽しむことができます。今回は、一年を通して多くの観光客が訪れる人気の絶景観光スポット「支笏湖」についてご紹介します。
支笏湖(しこつこ)とは
支笏洞爺国立公園内にある支笏湖は、道央地方・千歳市に位置し、札幌市内から車で約1時間、新千歳空港からは約40分で行くことができます。
琵琶湖に次いで日本で2番目の貯水量を持つカルデラ湖で、平均水深は約265メートルにまで及び、最大水深は363メートルにもなる国内で2番目に深い湖です。
その深さから、寒さが厳しい北海道の冬でも湖は凍ることがなく、日本最北の不凍湖としても有名です。
湖の周辺には、恵庭岳(えにわだけ)・風不死岳(ふっぷしだけ)・樽前山(たるまえさん)の支笏三山がそびえ、1年を通して四季折々の景色を楽しむことができます。
市街地からほど近い場所にあるにも関わらず、人の手が加わっていない大自然を楽しむことができる人気の絶景観光スポットです。
支笏湖周辺の絶景&オススメスポット
支笏湖ビジターセンター
湖畔に建つ支笏湖ビジターセンターでは、「森へ、山へ、湖へ もう一つの支笏湖の旅へ」をテーマに、支笏湖の自然について、親しみやすく、かつ興味深く展示されています。
支笏湖周辺に生息する生き物の生態や、湖の中の世界、活動を続ける火山の様子など、模型やパネルなどにより、魅力的に紹介されています。
ビジターセンターを訪れてから、支笏湖見学や周辺を散策すると、より一層楽しめるので、ぜひ足を運んでみて下さいね。
「美笛の滝」と「苔の回廊」
推定落差50m以上の高さから階段状の岩肌を白糸のように流れ落ちる「美笛の滝」と、岩壁に約80種類の苔が密生した美しい「苔の回廊」。
支笏湖周辺の絶景がみられるスポットとして人気だったのですが、台風や落石などにより、2018年10月現在はどちらとも閉鎖されています。
支笏湖ビジターセンターでは、「苔の回廊」のガイドツアーなども実施されていましたが、2018年9月の北海道胆振東部地震の影響でそちらも2018年10月現在は中止されています。
復旧作業を終えるまでは見学することはできませんが、再び見られるようになった際にはぜひ立ち寄ってみてほしいスポットです。どちらも大変美しく、素晴らしい景観なので、支笏湖を訪れる際には、見学状況やガイドツアーの情報などをビジターセンターのホームページでぜひチェックしてみて下さいね。