曼珠沙華やサルビア、コキアといった真っ赤に染まる花や、ピンク・白・黄と可愛い花を咲かせるコスモスの花畑が美しい“秋”。9月・10月・11月に見頃を迎える、関東の花の名所をご紹介します。
1.【埼玉】大宮花の丘農林公苑/サルビア(6月中旬~10月上旬)、コスモス(9月下旬~10月下旬)
約10.9haの敷地のうち約3.3hを占めるお花畑では、四季折々の花が季節ごとに花をさかせます。6月中旬から10月上旬と夏から秋にかけて楽しませてくれるのが、真っ赤なサルビア。約33,000株が栽培されています。9月下旬頃からはコスモスも見頃を迎え、真っ赤なサルビと可愛いピンク色をしたコスモスの競演が楽しめます。
2.【茨城】ひたち海浜公園みはらしの丘/コキア(7月上旬~10月下旬、紅葉するのは9月下旬〜10月上旬)
ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」。4月下旬から5月中旬にかけてはネモフィラが咲き誇り、辺り一面が美しい青色で彩られます。そして7月中旬頃には綺麗な緑色をしたコキアが出現。コキアは9月下旬頃からだんだんと紅葉しはじめ、緑と赤のグラデーションも美しい。
10月中旬頃にはみはらしの丘一面が真っ赤に染まり、圧巻の光景が広がります。丘のふもとには可憐なコスモスも咲き誇り、コキアとコスモスの花の競演も楽しめますよ。
3.【栃木】那須フラワーワールド/ケイトウ(9月上旬〜10月初旬)
那須連山を背景にした標高600mの高原に広がるフラワーパーク。春にはチューリップ、ポピー、アネモネ、夏にはバラ、ルピナス、そして秋にはサルビア、マリーゴールド、ケイトウ、コスモスが色とりどりの花を咲かせます。炎のようなケイトウが見頃を迎えるのは9月から10月。黄、赤、ピンク、ローズの色をしたケイトウが約1.8haの花畑を彩ります。
4.【埼玉】幸手権現堂堤(さってごんげんどうつつみ)/曼珠沙華(9月中旬〜10月上旬)
権現堂堤は桜の名所としてよく知られており、春には1kmにわたって約1,000本のソメイヨシノが綺麗なピンク色の花を咲かせます。6月になると今度はあじさいが鮮やかな花を咲かせ、そして9月中旬から10月上旬にかけては曼珠沙華の出番です。約300万本の曼珠沙華が土手一面に咲き誇こり、真っ赤なじゅうたんを敷いたような感動の景色が広がります。
5.【群馬】鼻高展望花の丘/コスモス(9月中旬~10月中旬)
高崎市を見下ろる鼻高町の丘に、春は菜の花、夏はひまわり、そして秋はコスモスなど一年を通して四季折々の花が咲き誇ります。コスモスは4種類で約40万本、9月中旬~10月中旬ごろの見頃時期にあわせて行われるコスモス祭りでは、地場産野菜の直売店や花の種プレゼントなどのイベントを開催。入場無料で楽しめます。世界遺産に登録された富岡製糸場まで車で30分ほどなので、あわせて訪れるのもおすすめです。