栃木県北部に位置する塩原温泉郷は、秋には紅葉狩りの観光客でにぎわいます。今回は、紅葉スポットとして特に人気の塩原バレーラインや、日塩もみじラインの紅葉狩りドライブと立ち寄りスポットをご案内します。吊り橋効果の連続技も?!

温泉の宝石箱「塩原温泉郷」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

1,200年以上の歴史を持つ塩原温泉郷は、栃木県の北部に位置し、緑あふれる山々に囲まれています。60軒ほどの宿に対して、源泉が150か所以上という恵まれた温泉郷で、泉質、色など多種多様なことから、温泉の宝石箱とか、温泉の美術館ともいわれるほどです。

吊り橋効果に期待?!「もみじ谷大吊橋」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原温泉の玄関口に位置するもみじ谷大吊橋は、塩原ダム湖をまたぐ長さ320mの吊り橋です。結構揺れるので、吊り橋効果も大?!無補剛桁(むほこうげた)歩道吊橋としては、本州一の長さを誇り、秋の紅葉シーズンには大変混雑するスポットです。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、手紙を出すと両想い?!幸せのピンクポスト、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

恋人の聖地にも認定されており、吊橋脇には、幸せのピンクポストが。また、敷地内には森林(もり)の駅が併設されており、レストランや土産店があるので、常ににぎわっています。例年の紅葉は、11月上旬~11月中旬です。

小さいけれど迫力満点「七つ岩吊橋」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原バレーライン沿い、塩原郵便局をすぎて直ぐの場所に、七つ岩吊橋用の駐車場があります。水量によっては、川の流れに迫力があり、もみじ谷大吊橋よりも迫力を感じる場合も。風の強い日など、吊り橋効果は怖いほど?!駐車場には、無料の足湯があるので、時間があればお楽しみください。

手軽に温泉満喫「湯っ歩の里」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原温泉郷にある湯っ歩の里は、全長60メートルもある、日本最大級の足湯が自慢の体験型温浴施設です。湧き出る温泉を利用して、中央の鏡池をぐるりと囲むように足湯回廊があり、座って景色を楽しめるのはもちろん、歩きながら足つぼ刺激も楽しめるようになっています。

紅葉の名所「紅の吊り橋」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原の箒川(ほうきがわ)にかかる全長52.5m吊橋で、2003年に完成した橋です。塩原温泉郷は、箒川沿いにあることから、大小さまざまな吊橋が存在するのですが、この紅の吊橋は、最も有名な橋かもしれません。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

対岸が吊橋を取り囲むように色づく紅葉は、塩原を代表する秋の名所となっています。最盛期の早朝には、橋の上まで真っ赤な落ち葉が舞い、圧巻の美しさだと評判です。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

吊橋を渡った対岸には、露天風呂「もみじの湯」があり、入湯料100円で開放感あふれる温泉を楽しめますが、紅葉シーズンは、観光客が多いので、少々勇気が必要ですね。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

紅の吊橋は、温泉街のほぼ中心部で、「塩原もの語り館」の裏手に位置します。塩原もの語り館には、観光情報コーナーや売店、カフェレストラン、資料館が併設されています。資料館では塩原の歴史や、塩原を愛した文人たちの足跡などが紹介されています。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

ここには、20台程度の無料駐車場があります。また、箒川沿いには、900mに渡り紅葉を楽しみながら散歩できる遊歩道が設置されています。例年の紅葉は、11月上旬~11月中旬です。

ゆっくり鑑賞はなかなか困難?「大曲のもみじ」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原バレーラインから国道400号線、日塩もみじラインのルートは、きれいな紅葉スポットが点在していますが、国道から日塩もみじラインに入り、2つめのヘアピンカーブの場所にある大曲のもみじも、塩原の有名な紅葉スポットです。大きく道が曲がる場所なので「大曲」とついたようです。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

駐車スペースは、下り側の広くなっている路肩しかないので、渋滞時に駐車することは難しいです。安全に注意して運転してください。例年の紅葉は、10月下旬~11月上旬です。

塩原でも名高いパワースポット「塩原八幡宮」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

塩原温泉街の高台に位置する塩原八幡宮の境内には、国の天然記念物に指定され、栃木県最大の巨木で、神宿る大樹といわれる「逆杉(さかさすぎ)」があります。逆杉とは、梢に近く高い幹に垂れた太い枝が多いことから、呼ばれるようになりました。この逆杉、別名が「夫婦杉」と呼ばれるように、2本仲良く並んでいます。どちらも樹齢1,500年、高さ40m、太い方が雄杉で幹回りは11.5mもの太さです。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

うっそうとした木立に抱かれた八幡宮は、源頼政一族にまつわる伝説があり、長寿祈願、夫婦円満にご利益があるとされています。夏でもひんやりとした空気に包まれており、神聖な気分に浸れます。境内の湧水は、御神水としても人気です。

かつては皇族方の避暑地「天皇の間記念公園」

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

天皇の間記念公園は、大正から昭和にかけ、大正天皇、昭和天皇をはじめとする皇族方の避暑地として訪れていた塩原御用邸を、移築保存しているスポット。戦時下には、多くの皇族方の疎開御殿ともなったお屋敷でもあります。また戦後は、厚生省へ移管され、後に視力障害者の方たちの社会復帰施設として利用されていたこともありました。その後、現在の地に移築、公開されています。

塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)
塩原温泉郷いで湯満喫の紅葉ドライブ【栃木】
(画像=写真:Olive、『トリップノート』より引用)

邸内には、当時を偲ばせる家具や資料が展示されています。手入れされた日本庭園も見事で、色づく季節には見事な紅葉が見られます。駐車場からは、渓谷までの散策路もあり、森林浴も楽しめるようになっています。

提供・トリップノート



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