予定が合わなくても言い方次第で印象が変わる
「理想は10日以内なんですけど、これだって『お誘いありがとうございます。10日はご都合いかがでしょうか? 少し先になりますが、17日も大丈夫です』とか一言添えて複数の日程を提示すればだいぶ印象が違いますよ。
土日が埋まっているなら、週末のご飯じゃなくて『平日夜にLINEでお話しませんか』って提案してもいいんですよ」
「そうなんですね。ご飯かお茶って言われたらご飯かお茶をしなきゃいけないのかなと思ってました」
麻衣さんに限ったことではなく、デートの日程調整で優先順位が低い印象を与えてしまい、向こうから見限られてしまう方が大勢います。実際は仕事で忙しいとしても、何の説明もなく3週間以上先の日程を出されたら、他にデートしている人がいるのだろうと考えられてしまいがち。
仕事に置き換えて考えてみてください。打合せの日程を一つしか出さないとか、提案された日程で自分の都合が悪いのに代案を出さないのは、積極的じゃない以前に社会人としてマナー違反だと思いませんか?
感謝を相手に示さないのは、感謝していないのと同じ
麻衣さんのやり取りを見ていて気になるのは、誘われたときに『お誘いありがとうございます』もなく、お店を提案されたときも『お店を探してくれてありがとうございます』がないのです。
結婚相談所で知り合った相手と“お断り”になった場合、相手の個人情報は削除するように連絡がきます。そのため、「LINEで積極的じゃなかった」と言われた相手とのLINEは確認できていません。なので他の方とのやりとりからの憶測でしかないのですが、麻衣さんは受け身なのにお礼が極端に少ないようです。
「麻衣さんだけでなく男性だって忙しいのにその合間をぬって婚活しているわけだし、好きになれなくたって全然いいけれど、時間を作ってくれたこととかお店を探してくれたことは感謝をしないと」
「感謝しているつもりなんですけど」
「職場で毎回顔を合わせる同僚でもないでしょう。1回2回しか会っていない間柄なので、お礼は表情とか言葉でしっかり表現しないと伝わらないよ。人気がある男性ほど、他の女性を優先するよ」
「そうですよね」
最初から無理して好きになろうなんてしなくていいけれど、相手がやってくれたことにはお礼を伝えましょう。探せばいくらでも、感謝できる、感謝すべきポイントはあるはず。これも婚活以前の社会人マナーでしょう。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
提供・女子SPA!
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