エルトン・ジョン&ブリトニー・スピアーズ(photo : Michael Kovac-Getty Images)
エルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズが待望のコラボレーション曲「ホールド・ミー・クローサー」(原題:Hold Me Closer)をリリースした。
夏の奔放さがほとばしる陽気なダンス・フューチャー・アンセム「ホールド・ミー・クローサー」で、史上最もアイコニックな2人のアーティストが初のレコードでの共演を果たした。
最初の“種”が蒔かれたのは、2014年に開催された第22回エルトン・ジョン・エイズ基金アカデミー賞ビューイング・パーティーで2人が初めて出会ったとき。その後2015年にブリトニーがエルトンの1971年の名曲「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」(原題:Tiny Dancer)が大好きだとツイッターでつぶやいたことが、2人のコラボレーションというアイディアに火をつけ、ついにこの夏、奇跡は起きた。その少し前、シングルの最初のカッティングを聴いたエルトンにはわかっていた。この曲に命を吹き込むのに最適な声、それは聴けばすぐに彼女だとわかるブリトニーのヴォーカルしかないと。そこでエルトンはブリトニーに直接コンタクトを取る。ブリトニーはyesと即答。こうして出来上がった「ホールド・ミー・クローサー」がこの夏を代表する楽曲になることは間違いないだろう。ブリトニー・スピアーズにとっては2020年(バックストリート・ボーイズとコラボした「マッチズ」)以来となる新曲だ。
エルトン・ジョン:「ブリトニー・スピアーズと仕事ができたことに大興奮してるよ。彼女は真のアイコン、史上最高のポップスターの一人だ。素晴らしい歌を披露してくれた。彼女のことが心から大好きだし、2人で曲を作れたことをとても嬉しく思う」
ブリトニー・スピアーズ:「あのサー・エルトン・ジョンから、彼の曲、しかも彼の最も象徴的な楽曲に参加してほしいと言ってもらえて、すごく光栄でした。ファンの皆さんに聴いてもらうのが本当に楽しみ。エルトン、ありがとう! あなたと仕事ができたこと、あなたが伝説であるゆえん、その精神に触れられたことを心から感謝しています」
世界中のエルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズのファンを笑顔で驚かせることになるであろう「ホールド・ミー・クローサー」は、アンドリュー・ワット(エルトン最新作『ロックダウン・セッションズ』の数曲、エディ・ヴェダー、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバー他のプロデュースで知られる)のプロデュースにより、エルトン・ジョンの最も代表的なヒット「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」を現代に甦らせ、さらに「ザ・ワン」(原題:The One)、「恋のデュエット」(原題:Don’t Go Breaking My Heart)という彼の伝説のカタログからの名曲の要素を加えた1曲だ。
「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」は 1971年のスタジオ・アルバム『マッドマン』(原題:Madman Across The Water)に収録され、シングル・リリース時は全米トップ50入り。今も人々から最も愛されるエルトン曲の一つであり、トリプル・プラチナ・セールスを達成している。そしてローリングストーン誌2022年の特集記事「史上最高の500曲」に選ばれている。エルトンの曲のグローバル・ストリーミング再生数では「ロケット・マン」(原題:Rocket Man)、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」(原題:Your Song)に次ぐ3位。キャメロン・クロウ監督の2000年の名作映画『あの頃ペニー・レインと』(原題:Almost Famous)の印象的なシーンで用いられたことがきっかけで人気が再熱、大きな話題を呼んだ。今なおファンからの高い支持を集めるこの曲は、記録破りのワールドツアー「Farewell Yellow Brick Road Tour」でも堂々とセットリストにその名を連ねている。
商品情報
エルトン・ジョン&ブリトニー・スピアーズ「ホールド・ミー・クローサー」
Elton John & Britney Spears / Hold Me Closer
2022年8月26日配信